150年に1度のスーパームーン!ブルームーン!そして皆既月食!【2018年1月31日の観測情報や願い事の方法など】
こんにちは★Maroon(マルーン)です。
2018年1月31日に、なんと150年に1度しか体験できない3セット(スーパームーン、ブルームーン、皆既月食)が見れるそうです。宇宙好きの私にはたまらない話題で、いろいろと調べてゆくうちにとんでもない事実が分かってきました!今日はその事について観測情報や願い事なども含めて紹介したいと思います。
目次
- トリプル★スーパームーン
- 今さら人に聞けない「スーパームーン」とは何か!?
- 150年に一度のスーパムーン、ブルームーン、皆既月食の3セット!
- 皆既月食を見よう!
- 日本で皆既月食(ブラッドムーン)を見る場合の観測情報
- 150年前に世界で起こったこと
- スーパームーンの願い事
トリプル★スーパームーン
昨年2017年の12月3日、2018年の1月2日、そして今年最大のスーパームーンが観測できると言われている2018年1月31日。なんと2ヶ月間のうちに3回もスーパームーンが見れるのです!こんなことは滅多にないので、ぜひこの機会を逃さずに月観測をしたいところ。(残念ながら私は12月3日のチャンスを逃しました。)
今さら人に聞けない「スーパームーン」とは何か!?
NASAによると、スーパームーンは「地球の周回軌道上の最も近い点にあるときに満ちている月」だそうです。(以下NASAのホームページのGoogle翻訳より)
月の軌道は楕円形であるため、片側(アポジ)は他の地点(近地点)よりも地球から約30,000マイル(50,000km)離れています。 近くの近地点の完全な月は、月の軌道の頂点付近で発生する完全な月より約14%大きく、30%も明るく表示されます。
NASAのホームページ上には以下の動画で分かりやすく「スーパームーン」や「ブルームーン」「皆既月食」について説明してくれています。
私は今まで何度かこのスーパームーンを見たことがありますが、一番大きく印象に残っているのは、2014年の夏にアイルランドの農村地帯で見た「巨大な赤い月」でした。見渡す限り何もない原っぱの地平線ぎりぎりのところに、ちょっと歩けば届きそうなくらいの巨大な月を見たのです!(下の画像のレッドムーンよりも大きく見えました。)
アイルランドは月が大きく見えることで有名ですが、そのせいもあってか、スーパームーンは巨大すぎて一瞬それが月であることを疑ったほどです。ちなみにアイルランドは月や星の観測がしやすい場所として世界的に有名です。
150年に一度のスーパムーン、ブルームーン、皆既月食の3セット!
「 一体何が150年に一度の出来事なのか?」最初は私はピンときませんでした。スーパームーンは何とか理解できたとして、ブルームーンとは何か?NASAの情報によると、同じ月に2回満月が見れる場合の2回目の月のことだそうです。
ブルームーンは青色ではない
ブルームーンだからといって、青い月なのかと想像しがちですが、実際にはそうではなく、スーパームーンは赤い月である場合が多いです。なんだか少しややこしいですね。
ブルームーンについては、私の別のブログで詳しく説明しています。↓↓
2018年3月31日のブルームーンの観測方法を知りたい方や、ブルームーンの由来を知りたい方はこちらをクリック↓↓
kosodate-blog-ireland-mama.hatenablog.com
ブラッドムーンとは?
ちなみに、今回同時に起こるといわれているのが皆既月食で、月が完全に地球の影に隠れてしまいます。これを別名ブラッドムーンとも呼ぶそうです。というわけで、2018年1月31日は「スーパームーン」「ブルームーン」「ブラッドムーン」のトリプルミックスになります!
皆既月食を見よう!
スーパーブルームーンの皆既月食を完全に観測できる国
日本、東南アジア諸国、オーストラリア、ロシア(西部を除く)、北極、アラスカ、カナダ西部
スーパーブルームーンの皆既月食を一部観測できる国
インド、中東、エジプト、東ヨーロッパ諸国、 スカンジナビア半島、ロシア西部、北アメリカ、中央アメリカ諸国
スーパーブルームーンの皆既月食を全く観測できない国
西ヨーロッパ諸国、アフリカほぼ全土、南アメリカ全土、南極
というわけで、残念ながらアイルランドでは全く観測できそうにありませんが、スーパーブルームーン自体は見れるので、天候に期待したいと思います★
日本で皆既月食(ブラッドムーン)を見る場合の観測情報
国立天文台の情報によると、部分的に月食が始まるのが20時48分で、それから徐々に時間をかけて欠けてゆき、完全に月の姿が見えなくなるのが21時51分だそうです。そこから更に1時間17分もの間その状態がつづき、23時8分ごろから徐々に月が見え始め、真夜中の0時12分に完全に月が姿を現します。
国立天文台によると、方角は月の出から南中まで、東北東の空に月を発見できます。月は地平線に近い方が、より赤く見えるので、その影響で大きく見えるそうです!
ちなみに前回の皆既月食は2015年4月4日だったので2年9ヶ月ぶりということになります。次の皆既月食は、2018年7月28日だそうです。今年は2回も見れるんですね!でも、1月31日の月は今年最大のスーパームーンなだけに、是非見たいところです。
150年前に世界で起こったこと
150年前は世界でどんなことが起こっていたのでしょうか?その時代の人たちがどのような時代背景のなかで、私たちが数日後目にするスーパーブルー、ブラッドームーンを見ていたのか、とても気になったので調べてみました。(以下ウィキペディアより)
1868年の出来事
1月3日 明治元年:王政復古により江戸幕府が約300年の歴史に幕をとじる
3月24日 米国でメトロポリタン生命保険会社設立
4月5日 神仏分離令布告によって神道(神社)と仏教(寺)が完全に分離される
8月13日 ペルー(当時)アリカで大地震(M9.1, 死者25,000名)
9月27日 アルコレアの戦い:スペインでクーデター軍が王党派軍を撃破
9月30日 スペイン女王イサベル2世がフランスへ亡命
12月4日 戊辰戦争:函館戦争
こうして見ると、かなり世の中が根底から揺れ動いていた年であったことが分かります。世界各地で勃発するそれまでの体制をくつがえす戦争。そして揺れ動く時代を反映するかのような『ハムレット』の人気ぶり。また、マグニチュード9.1の大地震もペルーで起きています。
これらの年表だけをみると、昔から天体の動きが地球の歴史に大きな影響を与えてきたという見方がありますが、それもあながち嘘ではないような気がしてきます。というのも、月の引力が地球や人類に影響を及ぼすという考え方があるからです。
このブログを書いている間にもアラスカ沖でM7.9の地震が起き、津波警報が出ました。これは、トリプルスーパームーンの影響なのでしょうか?はっきりとは断定できませんが、今後の危険性はゼロではないので、特に沿岸部に住んでいる住民は津波などに気をつけた方が良さそうです。(私も沿岸部に住んでいるので他人事ではないです。)
ちなみに、アイルランドは大陸棚がかなり広大なので、津波はまず起きないだろうと言われています。それに地震も全く起こりません。とはいえ、東日本大震災の事が忘れられず、未だに海の近くに住むことを躊躇しています、、、。
スーパームーンの願い事
最近、スピリチュアルが非常に流行っていますが、私も流行りに乗って「新月の願い事」を何度か試してみました。しかし、実は「新月の願い事」の習慣は太古の昔からあったようです。またこれは個人的な推測ですが、新月は星空がいつもの倍キレイに見えるので、流れ星に願い事をするという習慣とも繋がっていそうです。
最初は半信半疑でしたが、意外と叶った願い事もいくつかありました。それが月の力なのかそうではないかの議論はここではしない事にして、「願い事」は「見える化」させると、脳が意識的にそれを叶えようと行動するので、良い習慣だなと思いました。
とはいえ、ついつい日常の忙しさにかまけて、「見える化」する作業を怠ってしまいがちになるので、月が完全に欠けたら願い事をするという習慣は、リマインダーとしても機能しており、昔の人は凄いなと思いました。
ところで、「スーパームーン」の日に願い事をするのも効果があるそうです。やり方は紙に書くなど、目的によって色々違うようです。詳しく知りたい方は、Googleで検索して見てください。実際にやってみたわけではないので、効果のほどは分かりません。
月の満ち欠けやボイドタイムについては以下のブログで詳しく書いています。この記事を気に入ってくださった方は、是非私の別のブログも読む事をオススメします!
kosodate-blog-ireland-mama.hatenablog.com
以上、長くなりましたが、最後まで読んでいただきましてありがとうございました★