お化け屋敷で夫と新生活スタート② 【水が出ない!!】

f:id:kosodate-blog-ireland-mama:20170823034409j:plain

 

こんにちは★ Maroon(マルーン)です。

先日は、お化け屋敷ならぬゴミ屋敷にお引越しして、なんとか一夜を過ごしたところまで書きました。

 

朝、起きて窓から外を眺めると、どんよりとした曇り空で、地面が濡れているのが分かりました。

 

この場所はアイルランドの中でも特に雨が多い地域なのだそうです。

 

この天気ひとつをとっても、お掃除日和ではないのですが、とにかく毎日少しでもお片づけとお掃除をして、少しづつ前進するしか仕方がありません。

 

まずは、お手洗いを済ませてから朝食の準備でも♪♪ と思い、トイレへ行き用を済ませ水を流そうとすると、、、

 

水がでない。

 

あれ?

 

壊れているのかな?

 

と思い、とりあえず洗面台で手を洗おうとしたら、水道から水が出てこないことに気がつきました。

 

これは大変!と思い寝ている彼を起こして聞いてみると、

 

「あーそれね。オーナーさんが、僕たちが確実にここに住む決心をしてから、水道の契約をするって言ってたよ。契約するだけで、年間300ユーロもするからね。」

 

なるほど。。。

 

確かに、その方がお金を無駄に使わずに済みます。

 

それに、このゴミ屋敷を見たら、ひるんで退散する人たちが多いはず

 

そのたびに、水道の契約が無駄になっては、もったいないです。

 

「でも、私たちはそれまでどうやって生活するの?」

と訊ねると、

 

「そこに水の入ったペットボトルがたくさんあるでしょ。それを生活用水に使うんだよ。」

 

と言い彼は、洗面器にその水をため、そこにハンドソープを混ぜました。

そして、そこで手を洗うように言われたので、言われるままにしました。

 

 

そっか。。。

知らない国で、1から始めるってこういうことなんだ、と妙に納得してしまった私は、その後、水のことには触れませんでした。

 

こうして、私たちの原始的な生活が始まったのです。

 

しかし、この時私は肝心なことを忘れていたのです。

 

この先、シャワーやお風呂はどうするのか?

 

という衛生上、重要な問題です。。。

 

 

今日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました★

 

 

 

 

お化け屋敷で夫と新生活スタート① 【20エーカーの土地付き物件】

f:id:kosodate-blog-ireland-mama:20170822190446j:plain

こんにちは★Maroon(マルーン)です。

先週は、彼(現在、夫)と一緒に楽しいクリスマスを過ごして、お引越しをするところまで紹介しました。

 

blog-ireland.hatenablog.com

今日はその続きです。

これから彼と一緒に住む家について、私が日本にいる間聞かされていた情報は、

 

広い庭と牧草地があって、そこを自由につかえる

②当分の間(無期限)は、無料で貸してくれる

③その代わり家の修理や牧草地の管理は自分たちで行う

④家の中は結構、物で溢れている

⑤物を捨てる前にオーナーさんに確認すれば、勝手に整理してよい

 

でした。

 

私たちは2人とも、インターネットとパソコンさえあればそれぞれの仕事ができたので、そこで美味しいオーガニック野菜でも育てながら、のんびりした楽しい生活をしてゆく予定でした。

 

しかし、実際にその家と土地をみて、私は一瞬思考が停止するほど、驚きました。

 

f:id:kosodate-blog-ireland-mama:20170823053602j:plain

家は360度、広大な土地に囲まれています。

 

まず、①の広い庭と牧草地と聞いていた件ですが、

なんと20エーカーもあったのです。

20エーカーというと、東京ドームの1.7個分です!!

 

ちょっとした半自給自足の生活をするのに、こんな広大な土地いらない。。。

 

しかも、牧草以外の草が生え放題!

彼は、「僕に任せておいて」って言ってるけど、

どうやって、管理するんだろう。。。

庭だけでも、0.5エーカー(=2023㎡、600坪ほど)はあったので、それで十分だと思いました。

 

私は小さい頃からお城に住むのが夢でした。広大な土地に囲まれて、庭師を雇って。。。まさかこんな形で夢が叶うことになろうとは思ってもいませんでした。(お城じゃなくて、お化け屋敷だけど)

 

②の「当分の間(無期限)は、無料で貸しえてくれる」件は、本当だったので、少し安心したのもつかの間、、、

 

④の「家の中は結構、物で溢れている」というのが、写真から想像していた以上の凄さだったのです!

 

f:id:kosodate-blog-ireland-mama:20170822193100j:plain

写真では、リビングの一部だけが散らかっているだけかな、と思うのですが、実際にはこの写真に写っていない部分や、他に2部屋ある寝室もいらない家具や物で溢れています。

どうやら、オーナーさんが倉庫の代わりに使っていたそうですが、いらない家具や物がほとんどでした。

 

f:id:kosodate-blog-ireland-mama:20170822193535j:plain

 

私は、アイルランドに来る前、数ヶ月間引越しの梱包をお手伝いするお仕事をしていたことがあって、ゴミ屋敷に遭遇する機会は結構多かったので、この時は余裕で片付けられる自信がありました。

 

それに、私は整理整頓が大好きで、お片づけをしているうちに収納に関する色々なアイデアが湧いてくるので、このゴミ屋敷を見たときは正直嬉しかったのです。

 

しかし、日本で働いていた時は他のスタッフもいたから楽勝だったのであって、彼と2人だけだと相当時間がかかることが後で分かりました、、、。

 

とりあえず、この日は寝るスペースだけを確保して、翌日に再チャレンジすることになりました。

 

ちなみにこの時私はまだ、この家がおばけ屋敷と人々から呼ばれている事実を知りませんでした。

 

彼は知っていたようですが、私を怖がらせたくはなかったので、秘密にしておいてくれたようです。

 

数ヵ月後にある事件が起きて、それが判明することになったのですが、とりあえずそれまでは、このゴミとの格闘の日々がつづきました。

 

今日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました★

 

夫との出会い④ 【1年3ヶ月ぶりの涙の再会&彼と初めて一緒に過ごしたクリスマス】

f:id:kosodate-blog-ireland-mama:20170817183614j:plain

 

こんにちは。Maroonです。

今週から「私とアイルランド人の夫との出会い」、そして「結婚に至るまでの実話」を紹介しています。

 

この記事は先日書いた記事の続きです。

 

続きを読む