【ダブリンの路面電車ルアス】チケットの購入方法と乗り方
【記事の最終更新日:2019年06月30日】
アイルランドの首都ダブリンに旅行で行く方は必見!実は、ルアス(路面電車)を使えば、ダブリン中心地の有名な観光名所はほとんど全部まわれるのです。今回は、ダブリン観光におすすめのルアスの乗り方や、チケットの種類、購入の方法などについて、写真付きで詳しくご紹介します!
目次
ルアスの路線図
ルアスはグリーンラインとレッドラインに分かれています。この2つのラインは以前は繋がっていませんでした。以下のルアス・マップは2017年12月以前の路線図です。
【2017以前のルアス路線図】
【2018年以降の最新のルアス路線図】
2018年以降は、上のルアス・マップで歩くマークがついている部分が繋がり、乗り換えができるようになりました。各路線ごとの停留所駅には変わりがありません。
ルアスのチケット購入場所
チケットの購入場所はルアスの停留所駅のプラット・フォームとなります。(その他にも小さなお店などで購入できるそうですが、ここでは省略します。)
この路面電車はルアス(Luas)という会社が運営しています。「Luas(ルアス)」のロゴが目印なのですぐに分かるはずです。
ルアスの主要な乗り場は、中央バス・ステーション(Central Bus Station)、ヒューストン駅(Hueston Sta.)やコノリー駅(Connolly Sta.)の出口の目の前にあります。
ダブリン空港から街の中心地へ行くには?
日本やその他の国からダブリンへ旅行に行く場合は、大抵はダブリン空港に到着すると思いますが、空港からレンタカーやタクシーを利用する人は約10分(タクシー料金:昼間は10ユーロ前後、夜間は5ユーロ前後)で街の中心地に着きます。
その他の手段としては、バスがあります。エア・リンク(Air Link 747)のバスを利用すれば、中央バス・ステーション(Central Bus Station)やダブリン中心部にに着くことができます。(時刻表などは↓のリンクを参照して下さい。)
ルアス・チケットの種類
ルアスのチケット自動販売機にいくと、上の写真のような画面が表示されています。
Standard ticket
Standard ticketを押すと、ルアスの片道チケット、往復チケット、7日間乗り放題チケット(ゾーンごとに料金が変わる)、30日乗り放題チケット(ゾーンごとに料金変わる)が購入できます。
最近では、乗り放題だけどゾーン(どれだけ広範囲に行けるか)ごとに料金が変わるシステムが、世界各地で増えているみたいですね。確か、パリでも同じでした。
中心地を回るだけなら、ゾーン2までで十分です。ゾーン2までなら7日間乗り放題で大人は20.50ユーロ(2019年時点)。2日以内で観光を済ませるなら、全てのゾーンで使えるFlexi Ticketsの1日券(7.30ユーロ)を買った方が少しお得ですよ♪
※注意!
- 学生は、どのチケットを購入しても、約2割引きになります。学生チケット購入するには、有効期限内の「Student Travel Card」というカードを持参しなくてはいけないようです。
Flexi Tickets
ルアス自動販売機に表示されている「Flexi Tickets」押すと、ゾーンに関係なく1日乗り放題券、7日間乗り放題券、30日乗り放題券、を購入することができます。
中心地から少し離れた郊外まで行きたい場合は、こちらがおススメです。
※注意!
- どのチケットにおいても4歳から18歳までは子供料金で、3歳以下は無料です♪
あとは、お金を入れて購入するだけです。お札は、画面右下のカード挿入口の更に下にあります。この写真では切れちゃってますね。ごめんなさい!クレジットカードも使うことができるみたいです。
ルアス・チケットはLeapカードでも購入できる!
画面左側にあるのは最近できたLeapカードに使用する部分です。日本でいうスイカ(suica)のようなものです。
Leapカードは、バス、電車、ダート、ルアスなど、ほとんど全てのチケットが約3割引きになるので大変お得ですが、最初に中央バスステーションでカードを購入しなくてはなりません。
さらに5ユーロをデポジットとして支払わなくてはならないので(アイルランドの銀行口座があれば返却可能)、旅行者向けではないですね。
ルアスのチケットは一番下の部分から出てきます。出てくるというよりは、ポストの中に落ちます。
ルアスの乗り方/降り方
ルアスに乗る時も降りる時も、ドア横にあるボタンを押さないとドアが開きません。
ドア上には、写真のように、ルアスの路線図があるので便利です。また、ルアスの各停留所ごとに、電光掲示板に停留所名が表示されるので乗り過ごす心配もいりません。
ルアスでひと味違うダブリンを楽しもう!
この記事では、ルアス・チケットの購入方法やルアスの乗り方などをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
今回は写真がイマイチ良くとれなかったのが、残念です。また、乗る機会があれば、もっと良い写真をとってアップしたいと思います!
ダブリンには路面電車(ルアス)で行ける観光名所がたくさんあります。ぜひ、ルアスを活用してダブリン観光を楽しんでください!
おまけ
海外で日本のスマートフォンを使用するには?
海外旅行をする際に、日本で使用しているスマートフォンをそのまま利用したい人は、Wi-Fiレンタルがおすすめです!
道に迷ったときなど、とっさにスマートフォンにインストールしたGoogleマップ(無料)を使用すれば、今現在自分がどこにいるのか、そして目的地からどれくらい離れているのかが分かりますよ。
ほんの少しの手続で、お持ちのスマートフォンでどこでもインターネットが使用できるようになるので安心です。
筆者がおすすめするアイルランドの本★
【参考リンク】
ルアスの地図とゾーン
ルアスのチケットの種類と料金
https://luas.ie/1-7-30-day-tickets.html
エア・リンク(Air Link 747)の料金と時刻表