Travel-Happy-Ireland

ガイドブックには載っていないアイルランドの情報&子育てなど

アイルランドの常識で、日本人にはあまり知られていない危険な事【屋内編】

 

 

こんにちは★Maroonです。アイルランドに数年住んでいると、アイルランド人の夫から見聞きしたり、自分で体験したことによって、今まで知らなかった、この国の常識的な事が少しずつ分かってきました。今日はその中でも、生活上の危険に関することをまとめて紹介したいと思います。

 

目次

 

 

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屋内での常識

まずは、家の中での危険に関する常識を紹介したいと思います。家の構造や、地域によっても少しの違いはあると思いますので悪しからず。

 

電球の交換は結構危険!

 感電することもある

先日、軽く感電しました。壁に備え付けてある間接照明の電球を替える際に、電球のタイプを調べるために入り口を触った時です。ビビッ!!と指先に衝撃が伝わり、一瞬何が起こったのか分からず、ボーっとしていると、徐々に痛みが伝わってきて思わず悲鳴を上げてしまいました。

 

日本とアイルランドの照明の違い

日本ではありえない事ですが、アイルランドの照明には常に低電流が流れています。取り替える時は、必ずスイッチを切るか、コンセントを抜くようにすれば、感電を防げます。ちなみに、スイッチを切っていたつもりでも、切れていない場合があるので、電球との接続部分には触れないのが一番です。

 

電球と風船は相性が悪い!?

風船に触れた瞬間、破裂した電球 

この間、娘が風船で遊んでいた時のことです。天井高くまで飛んだ風船がたまたま照明の電球に触れた瞬間に、電球の内部が破裂する音がし、消えてしまいました。たまたまかな?と思い、特に何も考えていなかったのですが、数日後にまた娘が風船を電球に向かって投げてしまいました。ほんの少し触っただけなのですが、また内部破裂してしまいました。

 

電球の外部は破裂しなかったので、特にケガなどもなく大事には至らなかったのですが、どうやら電球と風船は相性が悪いようです。何か科学的な根拠があるのかは、(静電気など?)詳しくは分かりません。これを読んでいる方で詳しい方がいましたら、ぜひ教えて下さい★

 

空気を入れ替えるための換気口は開けておく

暖炉やガスヒーターは結構危険

こちらでは、Ventilationと言って、必ず窓や壁に小さな換気口が付いているのですが、これは空気の入れ替えをするだけではなく、空気を上手に循環させてくれるので、省エネにもなります。嵐の日などは、さすがに閉めた方が良いですが、それ以外は開けておいた方が無難です。

 

特に、暖炉や石油ストーブ、ガスヒーターを使用している家庭では、一酸化中毒を避けるためにも必須です。アイルランドでは暖炉を使用している家庭が多いので、これは常識となっていますが、日本に居た頃はファンヒーター、ニューヨークに居た頃は水蒸気ヒーターを使用していたので、アイルランドに来て夫に言われるまであまり換気を意識していませんでした。結構危険です。

 

濡れた手でスイッチを触らない

中で火花が飛ぶスイッチ!?

アイルランドには、料理をする時に壁に付いているスイッチを押さないと、IHやガスのコンロの電源をオンにできません。また、お湯を蛇口から出す場合は、お湯タンクを満タンにしなくてはなりませんが(大抵は電気料金が安い夜に自動で溜める設定にしておく)たまに追加でお湯が必要になった場合、スイッチを押さなくてはなりません。それに、備え付けの電気ヒーターのスイッチもあります。

 

これらのスイッチを消す際に、電源を消してから消せば特に問題はないのですが、電源を消さずにスイッチオフすると、スイッチの中で火花が見えます。慣れてくるとそうでもないのですが、最初は本当に怖かったです。特に外に霧が出ている日などは、室内湿度も上がるので、それに応じて火花が大きく光ります。濡れた手で触ると感電死する可能性もあるので、気をつけるようにしています。

 

いざという時のために、ランプや保存食を常備している

停電が少ないのは日本だけ!?

最近、我が家でも大きな冷凍庫を購入したのですが、それ以外にも缶詰などは常備しています。おかげで嵐や雪が数日続くような時は、食料調達のために外出しなくて済むため、とても便利です★ また、停電に備えて、懐中電灯、ラジオ、充電済み電池なども常備しています。

 

旦那さんの実家は停電が起きやすい地域にあります。その理由はしょっちゅう水道管が破裂するので、水道管工事が行われますが、その際に間違って地中の電気の線を切られると最低3日は電気が使えません。また、嵐が多いため停電になりやすいという事もあります。そんなこともあり義理の両親の家には常にアルコールランプや、数日分の保存食、暖炉の薪が常備されてあります。

 

水道水は沸騰させてから飲む

水道水は沸騰させてから料理やお茶に

アイルランドでは水道管の汚染の問題、水タンクの汚染の問題、農薬のたれながしなど、様々な事が原因となり健康被害を及ぼしているそうです。しかし原因がこれといって特定できていないために、実際の所は分かりません。一応我が家では、水道水は沸騰させてからお料理やお茶のみに使うようにしています。

 

アイルランドでは飲み水はミネラル・ウォーターを購入するのが一般的

アイルランドやイギリスの水道水は石灰水を多く含んでいるため、石灰水を飲む習慣がない日本人がそのまま飲むとどうなるのか?気になるところです。直接因果関係があるかどうかは分かりませんが、私はアイルランドに来てからずっと水道水をそのまま飲み続けて8ヶ月目にして、腎臓結石になり救急車で運ばれました。

 

その時たまたま妊娠2ヶ月目で直径7センチの巨大包嚢(通常は3センチほど)が子宮内に出来ていた事が判明したのですが、その痛みも同化して死ぬかと思うほど痛かったです。胎児に余計な物質が吸収されないように出来ると言われている包嚢の中身が何であったかは不明ですが、石灰も含まれていた可能性はあります。それからは、ずっとミネラル・ウォーターを飲んでいますが、特に何もありません。

 

アメリカ・ニューヨークの水道水

余談ですが、ニューヨークにいた頃も、水道水が合わなかったので、ミネラル・ウォーターにしたところ、肌荒れが一気に治った経験があります★ニューヨークの水は、人によってはそのまま飲めるほど美味しいという人もいますが、人によって合う合わないがあるみたいです。友人宅などを訪問すると、ろ過タイプの浄水器を使用している人も結構いました。

 

雷が鳴っている時は、全ての電化製品のコンセントを抜く

雷が近くで鳴っている時は、電化製品のコンセントを全て抜くというのは常識のようです。というのも、下手すると電化製品の故障の原因にもなるからだそうです。特に、古いテクノロジーを使っている電化製品は壊れやすいようです。

 

パソコンを濡らしてしまったら、完全に乾くまで触らない

これは日本でも常識かもしれませんが、濡れた状態でパソコンに触れると感電する可能性があります。コップの水などをこぼしてしまった際に、とっさにタオルなどで拭き、半乾きの状態で触ってしまいそうです。だからこそ余計に危険ですね。

 

鍵は毎回必ず閉める

いくら、安全な国に住んでいたとしても、戸締りはしっかりとします。たまにティーンエイジャーが夜中に勝手に庭に入ってきて遊んでいるところや、庭先の物を盗もうとしているところを目撃したことがあります。

 

近所の知り合い宅でも、室内に置いていた子供用の犬の置物が盗まれましたが、数時間後には庭のベンチにまた戻されていました。ちょっとしたイタズラ気分なのでしょうが、勝手に家に入って物を取るのは、イタズラでは済まされません。

 

しかし、それが10代の子供の場合、許されてしまうのがこの国の特徴です。アイルランドの子供は事件に巻き込まれてきた歴史的な観点からも、保護されるべき対象として法律によって、日本の子供以上に人権を保護されています。その素晴らしい法律と因果関係があるかは分かりませんが、悪さをする子供たちが増えているという現実があるのは確かです。

 

また、知らない人が訪れてきた場合は、鍵は開けず、少し相手には失礼ですが窓を開けて、窓越しにお話するようにしています。セールスや政治活動などの場合で興味がない場合は、その方が断わりやすいので、一石二鳥です。

 

以上、今回は私が知っている事だけを紹介しましたが、きっと海外生活が長くなってゆくにつれて、もっと分かってゆくのだと思います。次回は『危険なことの屋外編』を紹介したいと思います。

 

このブログを最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました★

初めて体験した4日間の隔離病棟 【甲状腺癌と術後のアイソトープ治療②】

 

こんにちは★Maroonです。今日は以前書いた記事の続きを紹介したいと思います。以前紹介した記事で書き忘れたことが何点かあったので、そちらをまず先に書きたいと思います。

 

blog-ireland.hatenablog.com

 

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目次

 

 

摂取してはいけないものリスト

まず、アイソトープ治療の2週間前から食事制限が行われましたが、食べ物以外にも制限があったので、その詳しい内容を紹介いたします。

 

1ヶ月前からホルモン剤(チラージン)の服用を止める理由

以前紹介した記事では、漠然と止める必要があった事実のみで、詳しい理由は書いていなかったので、アイルランドの医療団体『Irish Cancer Society』のパンフレットから抜粋して紹介したいと思います。日本語の翻訳はGoogle翻訳をもとに私がしました。また、分かりづらい部分は医師の説明をもとに補足説明をしています。

 

High TSH level: You will need a high level of thyroid-stimulating hormone(TSH) in your bloodstream for the treatment to be a success. This hormone activates thyroid cells and encourages them to absorb the radioactive iodine. There are two ways to do this, either by stopping your hormone therapy or by giving you injections of TSH before treatment. 

 

高TSH値:治療に成功するためには、血流中に高レベルの甲状腺刺激ホルモン(TSH)が必要です。 このホルモンは甲状腺細胞を活性化し、放射性ヨウ素を吸収するように促します。 これを行うには2通りの方法があります。あなたのホルモン療法を止めるか、または治療前にTSHを注射することです。

 

 ここで補足ですが、私が医師から受けた説明では、この治療の成功の鍵となるのは、いかにたくさんの放射性ヨウ素甲状腺細胞が吸収できるかということになります。そうすることによって、癌化した甲状腺細胞に吸収された放射性ヨウ素甲状腺に残ったガン細胞をやっつけてくれるからです。

 

また健常な甲状腺細胞も放射性ヨウ素を取り込むので、それらも破壊されます。※たまにガン細胞のみを破壊するというような説明をしているサイトを見つけますが、そうではないようです。

 

Stopping hormone therapy: Your doctor might ask you to stop taking your levothyroxxine about 4-6 weeks before the therapy. This is because these hormones stop TSH from being made. Stopping the hormone therapy can make you feel more tired, but this will ease once the medication is resumed. Usually only a small number of patients are asked to stop taking their hormone therapy. 

 

ホルモン療法を中止する方法:医師は治療前の約4-6週間にレボチロキシン(製品名:チラージン)の服用を中止するように求めるでしょう。 これは、これらのホルモンが体内のTSHの産生を停止するためです。 ホルモン療法を止めれば、疲れを感じることがありますが、ホルモン療法が再開されると、これは楽になります。 通常、ほんの少数の患者がホルモン療法を中止するよう言われています。

 

私は、止めるように言われた数少ない患者に分類されますが、私が通っている公立の大学病院では、ホルモン剤をストップさせることがほとんどで、TSH注射を投与することは滅多にないとのことでした。このように病院によって対応が異なるので事前に良く調べる必要があります。もし止めなくても良いのであれば、それに越したことはありませんから。 

 

Taking recombinant TSH: More than likely you will continue on your hormone therapy and be given as two injections into your buttocks over 2 days before the iodine capsule is taken. The drug itself is known as thyrotropin alfa(Thyrogen). It will boost the level of TSH in your body to make sure the therapy works. It is rare to experience side-effects of rhTSH. if they do occur, you might have fatigue, nausea or headaches. 

 

組換えTSH注射をする場合:ホルモン療法を継続し、ヨードカプセルを服用する2日前に臀部に2回の注射をします。 この薬剤自体は、チロトロピンアルファ(Thyrogen)として知られている。 それは、あなたの体内のTSHのレベルを上げて、治療が確実に働くようにします。 rhTSHの副作用を経験することはまれです。 もし起こると、疲労、吐き気、頭痛を感じるかもしれません。

 

ここで言う、ヨードカプセルの服用とは、治療のためのヨードを体内に取り込むことです。しかし、実際には隔離病棟での治療の1週間前から事前検査が行われ、その際にも少量のヨードをカプセルで服用します。その理由は、事前にヨードを体内に取り入れ、MRIスキャンを受けることによって、体のどの部位にどれだけの甲状腺癌細胞があるか、または甲状腺細胞そのものが残っているかが分かるからです。なので、TSH注射をするのは、この事前検査の2日前ということになります。

 

事前検査について詳しい内容

日本とアイルランドでは内容が少し違うかもしれませんが、一応紹介したいと思います。

初日

  • 血液検査
  • カウンセリング
  • 血液検査のレビューと医師による説明
  • 2日目のヨードカプセルの服用に関する説明:妊婦さんや赤ちゃんからは最低1メートル以上は離れて生活することや、トイレは2回流すこと、使った食器は速やかに洗う、使ったスポンジを処分する、服は他の家族のものとは別に洗うなどの注意事項の説明でした。

2日目

  • 事前検査のためのヨードカプセルを服用
  • MRIによる全身のスキャンの説明

3日目

  • MRI全身スキャン
  • スキャン結果の医師によるレビューと説明
余談

2日目のヨードカプセル服用後は普通に帰宅許可が下りましたが、子供や妊婦さんを被爆させないように気をつけなくてはなりません。私はバスを利用して片道1時間ほどかけて通院していたので、その間の長距離バスで子供が近くに座ったときは、風邪を引いているので、近くに寄らないようお願いしたりと、結構神経を使いました。。。

 

この記事を最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

新年のご挨拶と【2018年のTravel-Happy-Irelandの方向性】

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明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。

英語圏では年が明けると『Happy New Year』と言いますが、直訳すると「今年もあなたにとって幸せな一年になりますように」というような意味合いになります。普段何気なく使っている言葉ですが、日本の「明けましておめでとうございます。」とは少し意味合いが違うように思います。

 

 

日本の場合は、年が明けたことに対する喜びと祝福の気持ち、つまりは、今年も無事年を越せたことに感謝し、お祝いをするというニュアンスが感じられます。誰に感謝をするのか?それは人によって違いますが、一般的には自分を生かしてくれている超自然的な存在としての「神」である場合、そして周囲の人々に対しての感謝の意がほとんどだと思います。

 

 

私たちは、生かされている社会があってはじめて存在できる「己」という事実を忘れがちです。その大切な事を一年の始まりに感謝しあう。日本はその文化が残っている点で、もともとはとても人を大切にする社会なのだと思います。そして、私は海外に住む日本人として、その事にとても誇りを持って生きています。

 

 

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しかし、昨今の自殺率や人を傷つける暗いニュースを見ると、美しい社会には表と裏が存在することを思い知らされます。私自身の体験からも、「言いたいことが言えない」や「自分が表現したいことが何なのかが、もやは分からなくなっている」そして「私の存在は本当は生まれてきたというだけで、物凄い価値があることなのに、価値のない存在だから低賃金で働くのが当たり前などと思いこまされる」という経験がありました。

 

 

人は誰しも、豊かになることを前提として生まれてきました。誰もが生まれてきた時点でスーパー凄い価値があるからです。それは物凄いことなのです。地球や人類の歴史を勉強していると、その事が少しずつ分かってきました。私たち一人ひとりのDNAには地球の歴史、そして人類やご先祖様が積み上げてきた歴史が詰まっています。私たちはそれらの情報をさらにパワーアップさせて、後世に伝えることが出来ます。

 

 

しかし、その生まれながらに持っている「豊かさ」を見える化して、いかに発展させる事ができたかによって、その後の人生のHappy度が決定ずけられてしまうように思います。

 

私にとっての「豊かさ」とは何か?それは、常に育ってゆくものです。具体的には、

  • 日本人であること
  • 子供
  • 才能
  • 友人(相互依存)
  • 健康
  • 精神的または肉体的な自由、
  • 自由に創造(クリエイティブ)できる心
  • 時間
  • お金、人望、名声
  • 調和(まわりとの調和、自分の中での調和)、バランス
  • インテリジェンス
  • Ease(社会的または個人的なプレッシャーからの解放)
  • 自己を受け入れること
  • 自由に成長できること
  • Freedom of lust
  • マナーを知っていること
  • 平和
  • 物の本当の価値を知っていること
  • 資産を持っていること
  • 自然
  • 食(自分で育てた新鮮な食材などを食べれること)
  • 誰が見ても美しいと思われること(姿勢、話し方、表情など)
  • 宇宙の成り立ち

 

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私の2018年の目標はこれら全ての「豊かさ」を再度意識しながら生活することです。そして、このブログでも、それらが育ってゆくプロセスを少しづつ、書き残して行きたいと思っています。2017年はその土台作りの年でした。小さな「好きなこと」を幾つも種にして、周りと自分自身の距離を測りながら、環境を整えました。2018年は土台を固めながら、固めすぎず、柔らかで栄養のある土壌づくりをし、「豊かさ」が育ちやすい環境を整えてゆければと思っています。

 

今まで愛読してくださった読者の皆様、そして今後読者になってくださる方々たちにとって今年が、実りのある一年となることを心よりお祈り申し上げます。

 

この記事を最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

 

 

クリスマスのライトアップ★知り合いのタクシー運転手がテレビに出演

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こんにちは★Maroonです。アイルランドではだいぶ冷え込んで来ましたが、風邪をひくこともなく、楽しく忙しい毎日を過ごしております。治安の良さでは世界的に評価の高いアイルランドですが、昨今の経済状況の悪化などにより、最近は非常に痛ましく暗いニュースが続いています。

 

そんな中で、先日いつも利用しているタクシーの運転手さんから、心が少し明るくなるニュースを聞いたので、今日はそちらを紹介したいと思います。

 

目次

 

自宅をライトアップしてチャリティー

 

彼の名前は、Nigel。私の住んでいる街ヨール(Youghal)にはタクシー会社が数軒あるのですが、彼はその数少ないタクシー会社(Blackwater Cab)の運転手のひとり。

 

日本のように一つの会社に何十名も運転手がいるようなことはなく、午前中は一人、午後は交代で、別な人に。夜は2名ほど、という感じで、顔と名前を覚えやすいのです。

 

この街のタクシーは乗り合いタクシーのみです。いつものようにタクシーを利用していると、一緒に乗り合わせた乗客が「何時にテレビに出演するの?」と運転手に聞いていました。

 

私は、乗り物酔いがひどい上に、小さい頃から母に「運転中は危ないから、運転手に話しかけないこと!」と厳しく育てられてきたので、普段はタクシーで話すことは滅多にありません。

 

しかし今回は何事か!?と思い、思わず訊ねてしまいました。Nigelによると、彼は毎年クリスマスの季節になるとチャリティーで自宅のライトアップを盛大に行うそうです。

 

全ての飾りつけを仕事の合間に行い、3週間ほどかかったそうです。そしてそのチャリティーで集まったお金は、両親を自殺で亡くした子供たちに寄付されるとのこと。

 

今年の映像は見つけられなかったのですが、去年の映像がYouTubeにアップされているので、紹介したいと思います。マイクを持って説明している人がNigelです。とても、緊張している様子が伝わってきます。

 


Nigel and Demelza Kirby's Christmas Lights Display in Youghal, Co Cork.

 

どこのテレビ局かは忘れてしまいましたが、(おそらくitvかtv3)の取材を受けて報道されるとのことでした。(12月上旬に報道済み)

 

 

この他にも同じくYoughalで別のチャリティー目的でクリスマスのライトアップが行われていることを知りました。こちらはどうやら癌患者のサポートのようです。12月1日にRTEで報道されました。

 

 

youtu.be

 

どちらもとても完成度が高く、生まれてから一度もクリスマスのライトアップを見ていない娘にぜひ見せてあげたくなります!

 

 

日本人にはあまり馴染みのないチャリティー

 

日本人の私にはあまりピンとこないチャリティという言葉。それもそのはず、もともとはキリスト教から生まれた言葉で、日本語では「慈善活動」などと翻訳されているからです。

 

 

私はキリスト教系の幼稚園に行ったので、なんとなくバザーなどで意味は分かっているつもりですが、体に染みこんではいない。そんなニュアンスの言葉なんです。しかし、私自身が誰かにチャリティーをしたり、逆にチャリティーを施されたことも両方経験してみて、やっとその意味が少しづつ分かりかけて来ている感じです。

 

 

営利目的 or 非営利のチャリティー 

 

しかし、ここでいうチャリティは、宗教団体やお金持ちや企業が行う「慈善活動」や「チャリティ」とは全く意味が違うような気がします。アイルランドのチャリティーは、相手が可愛そうだから何かを施すのが当たり前という上からの目線ではなくて、どちらかというと、お互いに人生の困難を体験してきて、相手の痛みが分かるからこそ、共同体として互いに助け合うのが当たり前という精神が感じられるのです。

 

 

日本の北海道より小さい面積の島国に、約470万人の人口しか住んでいないのがアイルランドです。なので、知り合いの知り合いは親戚だったということも少なくありません。そして決して経済的にも豊かな国とは言えないため、やはり共同体の意識が強いように思います。

 

もちろん、アイルランドにある全てのチャリティー団体がそのような共同体の助け合いの精神を持っているかというそうではなく、営利目的のみでチャリティーショップを運営するところもあります。むしろ、Non-profit(非営利)のチャリティーショップは珍しい方です。

 

チャリティショップとは、全てが寄付からなるお店で、値札が付いた新品の衣服からアンティーク家具まで、幅広い品揃えが特徴です。日本のリサイクルショップなどと比べると、お店によっては少し安価なイメージがあります。収益の行き先は、お店によって異なり、店員に報酬として支払われるお店もあれば、一部が、体に病気や障害のある人や動物をサポートする団体に寄付される場合もあります。また、宗教団体がバックサポートをしており、収益も教会に寄付される場合もあります。

 

 

チャリティーショップで働く人は、インターンシップが学校の必修単位だから仕方なく行う学生もいれば、意識の高い学生もいたりと人それぞれです。中には、一日中家にいて暇だから何か手伝いたいという人もいますし、海外からの移住者で、地域のコミュニティの中で何か役に立ちたいという主婦の方などもいます。

 

 

共同体の意識は国境を越えるのか?

 

モルドヴァの孤児をアイルランド人が支援

 

そして、その共同体の意識が実は国境を越えることも私は知っています。以前、アイルランドに来たばかりの頃、知り合いが運営するチャリティ・ショップをお手伝いしていたことがあるのですが、そのチャリティはEUで一番小さく貧しい国モルドヴァの孤児を支援するチャリティ団体でした。その時の婚約者(現・夫)も運営員の一人でした。

 

アイルランドで手術を受けても治らないといわれていた人が、モルドヴァへ行き旧ソ連時代の高水準の医療のおかげで見事手術に成功して、足が治ったことから感謝の意をこめて、なにかモルドヴァの人々にできることはないかと始めたのがきっかけです。

 

モルドヴァには今でも紛争などで親を失った孤児がたくさんいます。冬は結構寒い国なのですが、子供たちの毛布や日用品が不足しているとのことでした。また、どんなに優秀でも高等教育を受けれることは、ほとんどありません。

 

そのチャリティーショップの売り上げは、そのままお金で寄付すると、孤児院でどのように使われるのかが不透明だったので、必ず物品で、しかも輸送ではなく直接モルドヴァにオーナーや関係者が届けました。毛布は1枚いちまい全て手編みです。

 

宗教、政府からも独立した非営利団体

 

世界中でモルドヴァのことを知っている人は少なく、そのチャリティ・ショップは宗教団体、アイルランド政府や慈善団体なのからのサポートは一切ない状況で完全な非営利で切り盛りしていました。もちろん、働いている人やオーナー夫妻も報酬は一切なし。

 

毎月家賃に対して売り上げが赤字で、あと数ヶ月赤字が続いたら、やめるしかないという所まで追い詰められていました。オーナー夫妻は重度の病気持ちの夫と彼を支えるケアテイカーの奥さんで、決して裕福な暮らしをしていたわけではないので、なおさらです。

 

存続をかけた「セント・パトリックスデー」のイベント

 

そんなある日私たちが開いたクリスマス「セント・パトリックスデー」のチャリティーイベントに、アイルランドを代表する某有名歌手(日本では全く知られていない人)を招待したところ、なんと快く出演してくれたのです!

 

参加人数の少ないパプでのイベントだったので、どうなることかとヒヤヒヤさせられましたが、パブのお客さんなどからもたくさんの寄付が集まり、なんとか成功に終わりました。 しかも、後日その有名歌手から連絡があり、その人のおかげでオーナー夫妻が地元のラジオ番組に出演できることになったのです!

 

そのラジオ番組でチャリティのことを話すと、翌日お店には、ダウン症の娘を連れた母親が訪れて「私にも手伝わせてほしい」と言ってきたのです。彼女はダウン症のサポートグループの他の人たちにも声をかけてくれると言ってくれました。私もそこに居合わせたのですが、その時の驚きの瞬間を今でも忘れることができません。

 

そんなことがあってから、数ヶ月の間にお店は軌道に乗り、今では別の地域に2号店を出すほどです。あれから数年が経ちましたが、今でもあの時のことは、まるで奇跡のように思うことがあります。

 

あの時のクリスマスイベント「セントパトリックスデーのイベント」が成功していなければ、今頃お店はどうなっていたことか。。。(実を言うと、ハリウッド・スターのクリス・オダウドのお父さんも、ある情報誌のフォトグラファーとしてイベントに参加してくれました★)

 

現在、お店では、アイルランド人だけでなく、アメリカ人、東欧諸国の人たち、イギリス人など多くのバック・グランドを持つ人たちが働いています。

 

おわりに

今回は、アイルランドのクリスマスやチャリティーについて、一般的に知られているイメージとは別の角度から掘り下げて紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?少しでも、アイルランドの人々やクリスマス、共同体の意識について、興味をもっていただけたら嬉しいです★

 

今回もこの記事を最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

 

クリスマスプレゼントを手作りする方法

こんにちは★Maroonです。ブログを更新するのは久しぶりです。今日は、私が今年実際に作ってみたクリスマスプレゼントを紹介したいと思います。

 

https://www.instagram.com/p/BcRxU7RB-_6/

Instagram@maroon_Ireland (いつも行くカフェ)

 

クリスマスプレゼントの準備は早めに

 

『やることリスト』を溜めない工夫

最近やっとクリスマスプレゼントの準備や、家の大掃除が半分ぐらい終わり、なんとかブログを書く気持ちになれました。『やることリスト』がたくさんありすぎると、私の場合、気分が乗らずブログを書きたい気持ちになれません。

 

12月は物を捨てることと買うことを同時に行う月

『やることリスト』が山盛りになってしまった理由は、①今まで物を捨てるという行為を適当に行ってきたつもりで、出来ていなかったことと、②クリスマスプレゼントを渡す件数を甘く見積もっていたことでした。

 

一年を振り返ってお世話になった人たちをピックアップ

去年までは、それほど多くもなくギリギリからスタートしても大丈夫だったのですが、今年は病気をして周囲の人たちからお世話になったこともあり、そのお礼も兼ねて渡すことを考えると件数は9家族分、人数にするとなんと約15人分に達します!

 

プレゼントは買う vs 手作り

買って渡した方が楽なのですが、件数が多いだけに全部購入すると大変な額になってしまうし、小さな街で買えるものは限られているので他の人と重なると嫌だし、半分は購入し、残りは手作りにしてみました★ 手作り=相手が喜ぶとは限らないので、注意が必要です。

 

 

簡単に作れる物からどんどん作ってゆく

 

作るのに時間や手間がかかる物は最後に

私の場合、仕事はなんでもそうなのですが最初から頭を悩ませるような難しい仕事は後回しにして、大体の構想を練っておき、その間に簡単に仕上げられる事からサクサクを進めて行ったほうが、リズムに乗ってスムーズに作業を進めることができます。

 

途中からは同時進行で

クリスマスプレゼントの準備も同じで、購入するにせよ手作りにするにせよ、簡単な方からどんどん進めて行きます。そして、その間に難しい方のプレゼントの案がどんどん形になってゆくというのが一番ベストのはずでした。

 

物語の主人公になれるフォトアルバム

 

今回の最大のミステイクは一番難しいプレゼント作りから始めてしまったのです。というのも、一番難しいプレゼントが一番楽しかったからです。下がそのプレゼントです。娘と彼女の友達に同じ物を2セット作りました。構成は完全にオリジナルなので、その分時間もかかりました。(1冊大体20時間ぐらい?

 

 

https://www.instagram.com/p/BcpBn9ah6_g/

Hand made photo album for daughter and her friend.

 

臨場感がでやすいコラージュブック

コラージュブックに子供の写真を切り抜いて貼り付けるタイプのフォトアルバムです。これは、ただのフォトアルバムではなく、子供の写真を切り抜いて貼り付けることで、臨場感が出ます。

 

 素材は自由に選ぶ

素材は何でも良くて、雑誌の切り抜きや、絵本やポストカードの切り抜きなどでも作れます! 今回は手作りカードキットに入っていた素材を切り抜いて使用しました。

 

https://www.instagram.com/p/BcpDh3QBa_q/

Handmade collage book for my daughter and her friend.

 

一部割愛しているので、実際にはもっとたくさんページ数があります。

 

https://www.instagram.com/p/BcpCAfnhn6l/

Handmade collage book for my daughter and her friend.

 

 

途中から趣向を変えてみました。切り抜いて貼り付けた方が、立体感が出て面白いし、子供の写真を貼り付けたときに、まるで子供が物語りの主人公になったような雰囲気が出るので、その世界に入っていきやすく、子供は喜びます。

 

 

https://www.instagram.com/p/BcpDyunhqZe/

Handmade origami photo album for my daughter and her friend. 

 

 

途中から『折り紙』や『切り絵』にしてみました。こうして西洋と日本の文化を比べてみると、圧倒的にインパクが違います。大胆でモダンに作れる点が『折り紙』や『切り絵』の凄いところだと思います!そしてそれこそが、日本の江戸時代までの文化が今でも世界中で絶賛されている理由ではないかと思います。

 

 

https://www.instagram.com/p/BcpEGxohNIx/

Self made origami photo album for daughter and her friend

 

幼い頃に出会った一流の切り絵の世界

全体の組み合わせはオリジナルですが、雰囲気は保育士の先生が見せてくれた素晴らしい切り絵を参考にしました。私が通っていた幼稚園には当時は珍しかった男性の保育士がいて、その人が切り絵の天才だったのです!彼の作品は毎回本当に素晴らしくて、今でもはっきりと覚えています。

 

 

https://www.instagram.com/p/BcpEYfah2HW/

Self made origami photo album for daughter and her friend.

 

手を抜かない

先生の作品は一切手を抜いておらず、目や口などもペンで書いたりせず、すべて切り絵でした。それでいて小気味良く、見ていているだけでそのリズム感が伝わってきます。子供はそういう繊細な部分まで全てを感じとっているのだな、とつくづく思います。

 

 

先生は、毎年バザーの季節になると、等身大ぐらいの大きな切り絵のタペストリ作品をバザーに無償で出品していました。その他にも手作りカードを出品していました。また、お正月には園児全員に手作り切り絵の年賀状を送ってくれたのです。

 

 

先生は今は何されているのでしょうか?あれから30年以上が経ちましたが、私が幼稚園児だった頃、大人から当たり前のようにしてもらった事を、同じ様に娘や周囲の子供たちにしてあげるのは、とても難しいこだと感じています。

 

 

https://www.instagram.com/p/BcpE5oMBjAy/

Self made origami photo album for daughter and her friend

 

夢を創造できる大人に

あの頃憧れていた夢を与えてくれる大人に、私がなれているかどうかは、正直言って疑問です。時代も違います。左上は初めて作った折り紙の『桃の花』幼稚園のときに先生がいとも簡単そうに作ってくれたのを覚えています。それがこんなに難しかったとは。。。

 

先生もきっと仕事が終わったあとに、自宅で何度も練習して、次の日何事もなかったかのように園児の前で披露してくれていたのかもしれないと思うと、心が温かくなりました。

 

 

https://www.instagram.com/p/BcpFDGDhAi9/

Self made origami photo album for daughter and her friend.

 

小さい頃、再放送で良く見ていた『ひょっこりひょうたん島』をイメージして作ってみました。意外に遠近感を出すのが難しかったです。こうしてみると、切り絵もかなり奥が深くて、もっと絵画のように遠近感を出せるはずだし、追求してみたくなります。ここはアーティストとしての腕の見せどころです★

 

 

身近な人たちだからこそ手作りのプレゼント

 

手作りプレゼントはケチ!?

アイルランドでは、人にもよると思いますが、クリスマスプレゼントには大金を支払う人たちが多く、アイルランド消費社会を支えていると言っても過言ではありません。なので手作りのプレゼントは少しケチという印象をもたれる場合も少なくないと思います。そこで、私は半分は購入し、残り半分は手作りにしました。

 

 

https://www.instagram.com/p/BcpA9aVh0-b/

Christmas presents for extended family

 

 

普段は高級でなかなか手が出せないアメリカの『ヤンキーキャンドル』毎年、お正月用に購入していますが、今年は夫のお母さんと妹さんにも購入しました。香りがとても高くて、使わずにそのまま部屋に置いておくだけでも香りがあたりに充満します。

 

 

https://www.instagram.com/p/BcpBM1HBf33/

Handmade Christmas presents for extended family

 

一部だけ手作り

相手の好きな色や好みを知っているならば、手作りのプレゼントもアリだと思います。あまり時間がないので、帽子は買って、お飾りの部分だけを手作りにしました。お花は以前にも作ったことがあったので簡単にできましたが、『ポンポン』が意外に大変でした。

 

ポンポンで会話が盛り上がり・・・

まさに30年ぶりに作った『ポンポン』なのですが、そのことを伝えると夫が私たちの

歳の差に今更ながら気づいて驚いていました。「30年前は僕はまだお父さんの大海原で泳いでいたよ。。。」

 

(咳払い)

 

 

意外に難しいポンポン 

綺麗な『ポンポン』を作るのがあまりにも難しいので、最近はポンポンメーカーという優れものがあるそうです。私は持っていなかったので、ダンボールで代用しましたが、それでもかなり大変でした。それと、切れやすいお裁縫用のハサミがあった方がきれいに作れます。

 

いつもお世話になっているご近所さんへのプレゼント

 

 ご近所さんとのお付き合いは大切?

子供を通して知り合ったり、病気をした時に色々と助けてくれたご近所さんには、子供たちへ折り紙のプレゼントをすることにしました。折り紙はアイルランドでは学校でも教えているくらいなので知名度はありますが、少し変わった折り紙は珍しいので喜ばれます。

 

子供に人気のある種類 

写真では紹介していないのですが、手の込んだカエルや、羽を動かして遊べるドラゴンなどはいつも人気です。今回も2個ドラゴンを作りました。子供はただの飾りではなくて、実際に手を動かして遊べるおもちゃが好きなので、羽が動くドラゴンや飛び跳ねるカエルは人気です。また、少し時間はかかりますが、恐竜も大人気です。

 

https://www.instagram.com/p/BcpAqaWB_Xb/

Christmas presents for neighbourhood

 

 

 今年は何と言ってもピカチューが大人気。アイルランドでもとても人気があるので、ピカチューのシオリを作りました。右は、ハート型の扉を開けると箱になる折り紙です。

 

 

折り紙を自分で分解して作ってみようとする子供もいるので、知育にも良くお母さんたちからも喜ばれます。また、大人も楽しめる折り紙のクリスマスデコレーションなども一緒に同封しておくと、さらに喜ばれます。

 

 

https://www.instagram.com/p/BcpAzUzBXTh/

Christmas presents for neighbour kids

 

 

大変お世話になった人たちの子供には、もちろん折り紙だけではなくお店で購入したプレゼントを用意しました。上の写真は車がとても好きな3歳の男の子に渡す折り紙です。この他に、ディズニーの車のおもちゃも用意しました。

 

 

https://www.instagram.com/p/BcpFPqmhGdX/

Christmas presents for neighbour babies

 

 

お付き合いの期間は浅いけど、情報交換したりちょっとした食べ物をいただいたりしたご近所さんの赤ちゃんには、ベビー用の小さな絵本を用意しました。本当はクリスマスがテーマの絵本を贈りたかったのですが、みんな考えることは一緒のようで、売切れてしまっていたので、こちらに。

 

ペットのワンコにもクリスマスプレゼント

https://www.instagram.com/p/BcpBXTshaFc/

Christmas presents for doggiestお

 

 

今年娘がお世話になったといえば、やはり夫のご両親が飼っている介護犬のベアー君です。私の入院中や治療中にずっと夫のご両親が娘の面倒を看てくれていたのですが、ベアー君もつねに娘に寄り添って危険から守ってくれました。

 

介護犬って凄いらしいです。危険が飼い主に生じそうになると、事前に知らせてくれるそうです。感謝の気持ちをこめて、おもちゃと、犬用のガムを買いました。

 

プレゼントを購入する場合のおすすめ

 

プレゼントを購入する時間がなかったり、あっても何が良いか迷う場合は、ギフトカードが喜ばれると思います。アイルランドならば、相手が若い世代であればファッションブランドの『Penny's』中年層であれば『M&S』などのギフトカードが喜ばれます。金額は、ギフトカードを購入してからオンラインで課金することが可能なので、便利です!

 

 

おわりに

 

住んでいる国によってクリスマスに関する温度差はあると思いますが、アイルランドはクレイジーなほどプレゼント買いまくってお祝いする人たちと、しょうがないから慣行で行う人たちが半々ぐらいです。もともと、カトリック色が強い国なのでクリスマスは盛大に行われてきましたが、最近の若者の宗教離れによって、熱が冷めて行ったと言われています。

 

 

それでも、クリスマスショッピングは毎年9月頃から行われ、その消費力はアイルランドの消費経済を支えているとも言えます。日本ではお祝いというよりも、雰囲気を楽しむという方が合っているように思います。アイルランドに嫁いだ私にとっては、スーパーから物や食品の在庫がなくなるアイルランドのクリスマス現象には目からうろこでした!

 

 

そんな風潮にはお構いなしに、今回は少し日本の文化を取り入れたクリスマスプレゼントを作ってみました。大変だったけど、子供の頃のことを思い出したりして、とても楽しかったです。いつでも、子供目線で夢のある大人でありたいです。そのためには、現実社会である程度成功しなくては。。。

 

 

そんなリアルな事を考えつつ、何事も楽しむことが大切だなと再度実感しました。段取りをもう少し良くすれば、もっとストレスフリーで楽しめたと思うので、来年ももし作ることがあれば、参考にしたいと思います。

 

 

今回も長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださいましてありがとうございました★

初めて体験した4日間の隔離病棟 【甲状腺癌と術後のアイソトープ治療①】

 

こんにちは★Maroonです。甲状腺癌はガンの中でも進行が遅く、完治できるガンとして有名ですが、意外と術後の治療が大変です。前回の記事では、簡単にアイソトープ治療がどのようなものであるかを紹介しました。今回は、生まれて初めて体験した隔離病棟での生活と、アイソトープ治療について、もう少し詳しく体験談もまじえて紹介したいと思います。

 

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目次

 

生まれて始めての隔離生活

最初はたったの4日間だし、隔離生活ってどんなものか興味津々でした。新しい体験をすることが大好きなので、それほど恐れてはいませんでした。しかし、フタを開けてみると、私の思いとは関係なく、暗闇は少しずつ私の精神に忍び寄ってきたのです。その暗闇とは、一体何か?日にちをおっていくごとに、それが明らかになってゆきます。

 

隔離病棟での入院生活が始まる前の気分を言葉で例えるなら、とても危険な崖の上にいるのに、周りからのサポートなどのおかげでそれがどれだけ危険なものかが本人だけが分かっていない状態、という感じでしょうか。論理的に考えると、肉体的にはそれほど危険な感じはしないのですが、精神的な危険度は計り知れないものがありました。

 

アイソトープ治療とは? 

別名、放射線ヨウ素療法と言われているこの治療方法は、放射性物質であるI-131というヨウ素を使用する療法のことで、手術で取りきれなかった微量の癌細胞をやっつけるのに、効果的な治療法です。私の場合は、癌細胞は体内には残っていないとのことなのですが、甲状腺細胞が少しでも残っていると、そこから癌の再発が起きないとも限らないので、念のために行うことになりました。

 

甲状腺癌の患者以外にも、パセド病患者など甲状腺の病気を持っている患者がこの治療を行います。橋本病患者にも有効なのかどうかは分かりません。

 

実際に効果はあるの?

この療法をやるかやらないかは、その人の症状にもよりますが、早期の甲状腺癌(乳頭癌)の場合はほとんどの患者がこの治療を受けています。そして、早期発見の甲状腺癌の5年後の生存率は100%なので、効果があるといっても過言ではないと思います。私は医療関係者ではないので、絶対にある!とは言い切れませんが、それなりの効果があることは事実です。

 

また、医療関係者の情報によると、この治療によって逆に癌を発症する人もいるそうです。(放射性物質を身体に取り込むので、健康な細胞も多少ダメージは受ける、などが理由だそうです。)しかし、この確率は、治療をやめて癌が再発してしまう可能性よりはるかに少ないとのことなので、少し怖いという気持ちはありましたが、治療の方を私は選択しました。

 

アイソトープ治療のメリット、デメリット

上記にもかきましたが、この治療にはメリットとデメリットがあります。その両方を理解したうえで、受けるか受けないかの決断をしたほうが良いかと思います。

メリット

  • 手術で取りきれないほどの、小さなガン細胞まできれいに取り除ける
  • 痛みは全くともなわない
  • 他の放射線治療とは違い、皮膚にダメージを与えない
  • 体のほかの部位に、ガン細胞があるかどうかを確認することが可能

デメリット

  • 治療の1ヶ月前から、ホルモン剤の服用をストップする必要がある
  • 甲状腺の機能を補うホルモン剤の服用をやめることによって、新陳代謝の低下、抜け毛、体がだるい、うつ症状、心臓機能の低下など、いろいろな部位に支障をきたす。(TSH注射は高額ですが、これを打つことによって、アイソトープ治療の直前までホルモン剤の服用を続けることが可能です!
  • 体のほかの部位でがんを発症させることがある(詳しくは上記参照)
  • 1度で終わらないこともあり、その場合は、6ヵ月後にまた同じ治療を受けなくてはならない
  • 2週間前から食事制限をしなくてはならない。(昆布や卵、乳製品などヨードが多い食べ物を少なめにする)

こうしてみると、メリットよりデメリットの方が多いように見えますが、長い目でみると受けることにメリットがあるように思えたので、私はアイソトープ治療を受けることにしました。患者によって状況も体調も違うので、専門家や家族と相談しながら、決めるのが一番だと思います。

 

詳しく、知りたい方はこちらをご参照ください。

 

以下は『Irish Cancer Society』というアイルランドの医療サポート団体からもらったパンフレットに記載されている、アイソトープ治療の概要を訳したものです。日本のアイソトープ治療とは基本的には同じだと思いますが、細かい部分では違いがあるかもしれません。

 

you might receive radioactive iodine therapy after your thyroid surgery. This is also known as radioiodine therapy or thyroid remnant ablation. Your doctor will let you know if you need it or not, based on international guidelines. It usually depends on the size of the cancer that was removed and the risk of it coming back.

 

甲状腺癌の摘出手術を受けた患者は、手術後に放射性ヨード療法(アイソトープ治療)を受けることがあります。これは、甲状腺レムナントアブレーションとしても知られています。医師は、必要に応じて、国際的なガイドラインに基づいて、患者に通知します。通常は、取り除かれた癌の大きさと、癌が再発するリスクによって、どんな治療を行うかが決まります。

 

This therapy can destroy tiny amounts of normal thyroid tissue or cancer cells, if any, left behind after surgery. It is usually given after surgery for papilary or follicular thyroid cancer. You may have to wait specialist centre for this treatment. Remember not all patients need radioactive iodine therapy.

 

この療法によって、手術後も残ってしまった微量の正常な甲状腺組織や、癌細胞、腫瘍を破壊できます。この治療は通常、乳頭癌や濾胞性甲状腺手術後に与えられます。治療を受ける患者は、この治療のための専門医センターの待ち患者リストに入らなくてはなりません。全ての患者が放射性ヨウ素療法を受ける必要があるわけでない、ということを忘れないでください。

 

Special care must be taken with this treatment. You will be admitted to a specialist centre to receive it. Before treatment you will be brought to a private room with an ensuite where you will stay for a few days. Usually this is a side room away from the main ward. All your meals will be brought to this room. You will be asked not to leave the room once you have been given the treatment and to stay there until you go home.

 

この治療には特別な注意が必要です。あなたはそれを受け取るために専門のセンターに入院します。 治療の前に、あなたは数日間滞在する寝室付きのプライベートルームに連れて行かれます。通常、これはメインの病棟から離れたサイドルームです。すべての食事はこの部屋に持ち込まれます。 あなたが治療を受けた後、あなたが家に帰るまでその部屋に隔離され、部屋を離れないように求められます。

 

The treatment uses radioactive iodine called iodine-131 but it does not hurt. It is usually given as a small capsule to take with a glass of water. The radioiodine goes into your bloodstream and travels to thyroid cells in your body. The thyroid cells absorb the radioiodine and it kills them. No harm comes to other cells in your body as they do not absorb the radioiodine. This treatment can be repeated if thyroid cells are still present. 

 

治療はヨウ素131と呼ばれる放射性ヨウ素を使用していますが、痛いことはありません。それは通常、水と一緒に服用するため、小さなカプセルとして与えられます。放射性ヨウ素は血流に入り、体内の甲状腺細胞に移動します。甲状腺細胞は放射性ヨウ素を吸収し、吸収された放射性ヨウ素はすべての甲状腺細胞を破壊します。身体の他の細胞は放射性ヨードを吸収しないので、害はありません。甲状腺細胞がまだ存在する場合、この治療を繰り返す必要があります。

 

少し、長くなってしまったので、続きは、また明後日に書きたいと思います。

今日もこのブログを最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!

 

 

 

ブログを再開しました!

 

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こんにちは★Maroonです。秋もだいぶ深まってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?今日はブログ再開のお知らせをしたいと思います。

 

治療前に行った精密検査の結果によると、幸いガン細胞は未発見で、甲状腺の残りがあるだけとなりました。それを除去するために今回アイソトープ治療を受けることとなりました。

 

私は4日間の放射線ヨウ素治療(アイソトープ治療)を終え、その後3週間続いた自宅での軟禁生活もあと少しで終わります!体に残ったヨウ素もかなり少なくなってきており、体の調子もだいぶ良くなりました。

いまだに娘とは接触できていませんが、最近夫の両親の家から帰ってきたので、声が聞けるだけでも嬉しいです。私は自室にこもって生活していますが、それでも微量のヨウ素が部屋の外へ漏れてしまうこともあって、大事をとって娘には夫のご両親と2週間生活してもらいました。

 

日本では分かりませんが、こちらでは放射線ヨウ素治療を受けた患者は、最低3週間は子供や妊婦と2メートル以上の間隔を常に保つ必要があります。子供の甲状腺は少しでも被爆すると、後に甲状腺癌を発症する原因になるからです。大人と会話をする時は、退院してから最低2週間は約1メートルの間隔を空けて、1日に1時間だけとなります。

 

アイソトープ治療については、また詳しく書きたいと思いますが、私が隔離病室から退院してよいと許可を得た日の朝の放射線量は毎時9マイクロシーベルトでした。私の実家がある場所は福島県の中でも線量の低い方なのですが、2012年の春頃に帰郷した際に、ある国の国防省でも使われているというガイガカウンターで測定した時には、毎時0.2マイクロシーベルトでした。(市町村発表の数値とほとんど同じ。)

 

こうしてみると、毎時9マイクロシーベルトがどれだけ高い数値かが分かっていただけるかと思います。福島の線量をアイルランドの病院のメディカル・フィジシストとドクターに伝えると、その低さに非常に驚いていました。ただ、福島やその周辺地域での被爆は空間線量以外にもたくさんあるので、実際にはもっと被爆していることになります。

 

ヨーロッパでの基準では、大人は一日に約9マイクロシーベルト程度なら被爆して良いことになっているそうです。(正確には医療関係者がそれぐらいで、一般人はその3分の2程度)ヨーロッパの基準はおそらくはWHOの基準に則っているはずなので、日本の基準はそれより高いことになります。

 

日本の癌患者数が世界的に見ても多い理由については、「日本人は魚介類と漬物をたくさん食べるからだ」とドクターは言ってました。日本だけではなくて、世界中で漬物に含まれる添加物や魚介類に発ガン性があるとの調査報告が出ているそうです。これは短期間食べたからと言って発癌するわけではなく、長期間食べ続けた場合だそうです。

 

ちなみに、お塩だけで漬物を作る場合は、添加物が含まれてはいないのでオッケーだそうです。とはいえ、私はほんだし、こんぶだしの大ファンなので完全に絶つことはできなさそうです。量を少なめにしつつ、代わりのお出汁を模索しようと思います。また、週に1回程度なら魚介類を食べても良いとのことです。

 

ブログ再開のお知らせだけにしようと思っていたのに、またついつい話が長くなってしまいました。また、何か役に立ちそうな情報を思い出したら、載せたいと思います。

 

今日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました★