Travel-Happy-Ireland

ガイドブックには載っていないアイルランドの情報&子育てなど

クリスマスプレゼントを手作りする方法

こんにちは★Maroonです。ブログを更新するのは久しぶりです。今日は、私が今年実際に作ってみた、クリスマスプレゼントを紹介したいと思います。

目次

 

https://www.instagram.com/p/BcRxU7RB-_6/

Instagram@maroon_Ireland (写真はいつも行くカフェにて撮影)

 

クリスマスプレゼントの準備は早めに

最近やっとクリスマスプレゼントの準備や、家の大掃除が半分ぐらい終わり、なんとかブログを書く気持ちになれました。『やることリスト』がたくさんありすぎると、私の場合、気分が乗らずブログを書きたい気持ちになれません。

 

『やることリスト』が山盛りになってしまった理由は、①今まで物を捨てるという行為を適当に行ってきたつもりで、出来ていなかったことと、②クリスマスプレゼントを渡す件数を甘く見積もっていたことでした。

 

去年までは、それほど多くもなくギリギリからスタートしても大丈夫だったのですが、今年は病気をして周囲の人たちからお世話になったこともあり、そのお礼も兼ねて渡すことを考えると件数は9家族分、人数にするとなんと約15人分に達します!

 

買って渡した方が楽なのですが、件数が多いだけに全部購入すると大変な額になってしまうし、小さな街で買えるものは限られているので他の人と重なると嫌だし、半分は購入し、残りは手作りにしてみました★

 

簡単に作れる物からどんどん作ってゆく

私の場合、仕事はなんでもそうなのですが最初から頭を悩ませるような難しい仕事は後回しにして、大体の構想を練っておき、その間に簡単に仕上げられる事からサクサクを進めて行ったほうが、リズムに乗ってスムーズに作業を進めることができます。

 

クリスマスプレゼントの準備も同じで、購入するにせよ手作りにするにせよ、簡単な方からどんどん進めて行きます。そして、その間に難しい方のプレゼントの案がどんどん形になってゆくというのが一番ベストのはずでした。

 

物語の主人公になれるフォトアルバム

今回の最大のミステイクは一番難しいプレゼント作りから始めてしまったのです。というのも、一番難しいプレゼントが一番楽しかったからです。下がそのプレゼントです。娘と彼女の友達に同じ物を2セット作りました。構成は完全にオリジナルなので、その分時間もかかりました。(1冊大体20時間ぐらい?)

 

 

https://www.instagram.com/p/BcpBn9ah6_g/

Hand made photo album for daughter and her friend.

コラージュブックに子供の写真を切り抜いて貼り付けるタイプのフォトアルバムです。ただのフォトアルバムではなく、子供の写真を切り抜いて貼り付けることで、臨場感が出ます。素材は何でも良くて、雑誌の切り抜きや、絵本やポストカードの切り抜きなどでも作れます! 今回は手作りカードキットに入っていた素材を切り抜いて使用しました。

 

https://www.instagram.com/p/BcpDh3QBa_q/

Handmade collage book for my daughter and her friend.

一部割愛しているので、実際にはもっとたくさんページ数があります。

 

https://www.instagram.com/p/BcpCAfnhn6l/

Handmade collage book for my daughter and her friend.

途中から趣向を変えてみました。切り抜いて貼り付けた方が、立体感が出て面白いし、子供の写真を貼り付けたときに、まるで子供が物語りの主人公になったような雰囲気が出るので、その世界に入っていきやすく、子供は喜びます。

 

https://www.instagram.com/p/BcpDyunhqZe/

Handmade origami photo album for my daughter and her friend.

途中から『折り紙』や『切り絵』にしてみました。こうして西洋と日本の文化を比べてみると、圧倒的にインパクトが違います。このように大胆でモダンに作れる点が『折り紙』や『切り絵』の凄いところだと思います!そしてそれこそが、日本の江戸時代までの文化が今でも世界中で絶賛されている理由の一つだと思います。

 

https://www.instagram.com/p/BcpEGxohNIx/

Self made origami photo album for daughter and her friend

全体の組み合わせは特に何かを参考にしたわけではないのですが、強いて言えば私が幼稚園児だったころの強烈な思い出を参考にしました。私が通っていた幼稚園には当時は珍しかった男性の保育士がいて、その人が切り絵の天才だったのです!今思い返してみても、彼の作品は凄くて私のなんか足元にも及びません。

 

 

https://www.instagram.com/p/BcpEYfah2HW/

Self made origami photo album for daughter and her friend.

その先生は、毎年バザーの季節になると、等身大ぐらいの大きな切り絵のタペストリー作品をバザーに無償で出品していました。その他にも手作りカードを出品していました。また、お正月には園児全員に手作り切り絵の年賀状を送ってくれたのです。

 

先生は今は何されているのでしょうか?あれから30年以上が経ちましたが、私が幼稚園児だった頃、大人から当たり前のようにしてもらった事を、同じ様に娘や周囲の子供たちにしてあげるのは、とても難しいこだと感じています。

 

https://www.instagram.com/p/BcpE5oMBjAy/

Self made origami photo album for daughter and her friend

あの頃憧れていた夢を与えてくれる大人に、私がなれているかどうかも疑問です。時代も違います。左上は初めて作った折り紙の『桃の花』幼稚園のときに先生がいとも簡単そうに作ってくれたのを覚えています。それがこんなに難しかったとは。。。

 

先生もきっと仕事が終わったあとに、自宅で何度も練習して、次の日何事もなかったかのように園児の前で披露してくれていたのかもしれないと思うと、心が温かくなりました。

 

https://www.instagram.com/p/BcpFDGDhAi9/

Self made origami photo album for daughter and her friend.

小さい頃、再放送で良く見ていた「ひょっこりひょうたん島」をイメージして作ってみました。意外に遠近感を出すのが難しかったです。こうしてみると、切り絵もかなり奥が深くて、もっと絵画のように遠近感を出せるはずだし、追求してみたくなります。

 

身近な人たちだからこそ手作りのプレゼント

アイルランドでは、人にもよると思いますが、クリスマスプレゼントには大金を支払う人たちが多く、アイルランドの消費社会を支えていると言っても過言ではありません。なので手作りのプレゼントは少しケチという印象をもたれる場合も少なくないと思います。そこで、私は半分は購入し、残り半分は手作りにしました。

 

https://www.instagram.com/p/BcpA9aVh0-b/

Christmas presents for extended family

普段は高級でなかなか手が出せないアメリカの『ヤンキーキャンドル』毎年、お正月用に購入していますが、今年は夫のお母さんと妹さんにも購入しました。香りがとても高くて、使わずにそのまま部屋に置いておくだけでも香りがあたりに充満します。

 

https://www.instagram.com/p/BcpBM1HBf33/

Handmade Christmas presents for extended family

相手の好きな色や好みを知っているならば、手作りのプレゼントもアリだと思います。あまり時間がないので、帽子は買って、お飾りの部分だけを手作りにしました。お花は以前にも作ったことがあったので簡単にできましたが、『ポンポン』が意外に大変でした。

 

まさに30年ぶりに作った『ポンポン』なのですが、そのことを伝えると夫が私たちの

歳の差に今更ながら気づいて驚いていました。「30年前は僕はまだお父さんの大海原で泳いでいたよ。。。」

 

(咳払い)

 

綺麗な『ポンポン』を作るのがあまりにも難しいので、最近はポンポンメーカーという優れものがあるそうです。私は持っていなかったので、ダンボールで代用しましたが、それでもかなり大変でした。それと、切れやすいお裁縫用のハサミがあった方がきれいに作れます。

 

いつもお世話になっているご近所さんへのプレゼント

子供を通して知り合ったり、病気をした時に色々と助けてくれたご近所さんには、子供たちへ折り紙のプレゼントをすることにしました。折り紙はアイルランドでは学校でも教えているくらいなので知名度はありますが、少し変わった折り紙は珍しいので喜ばれます。

 

写真では紹介していないのですが、手の込んだカエルや、羽を動かして遊べるドラゴンなどはいつも人気です。今回も2個ドラゴンを作りました。子供はただの飾りではなくて、実際に手を動かして遊べるおもちゃが好きなので、羽が動くドラゴンや飛び跳ねるカエルは人気です。また、少し時間はかかりますが、恐竜も大人気です。

 

https://www.instagram.com/p/BcpAqaWB_Xb/

Christmas presents for neighbourhood

今年は何と言ってもピカチューが大人気。アイルランドでもとても人気があるので、ピカチューのシオリを作りました。右は、ハート型の扉を開けると箱になる折り紙です。

 

折り紙を自分で分解して作ってみようとする子供もいるので、知育にも良くお母さんたちからも喜ばれます。また、大人も楽しめる折り紙のクリスマスデコレーションなども一緒に同封しておくと、さらに喜ばれます。

 

https://www.instagram.com/p/BcpAzUzBXTh/

Christmas presents for neighbour kids

大変お世話になった人たちの子供には、もちろん折り紙だけではなくお店で購入したプレゼントを用意しました。上の写真は車がとても好きな3歳の男の子に渡す折り紙です。この他に、ディズニーの車のおもちゃも用意しました。

 

https://www.instagram.com/p/BcpFPqmhGdX/

Christmas presents for neighbour babies

お付き合いの期間は浅いけど、情報交換したりちょっとした食べ物をいただいたりしたご近所さんの赤ちゃんには、ベビー用の小さな絵本を用意しました。本当はクリスマスがテーマの絵本を贈りたかったのですが、みんな考えることは一緒のようで、売切れてしまっていたので、こちらに。

 

ペットのワンコにもクリスマスプレゼント

https://www.instagram.com/p/BcpBXTshaFc/

Christmas presents for doggiestお

今年娘がお世話になったといえば、やはり夫のご両親が飼っている介護犬のベアー君です。私の入院中や治療中にずっと夫のご両親が娘の面倒を看てくれていたのですが、ベアー君もつねに娘に寄り添って危険から守ってくれました。感謝の気持ちをこめて、おもちゃと、犬用のガムを買いました。

 

おわりに

住んでいる国によってクリスマスに関する温度差はあると思いますが、アイルランドはクレイジーなほどプレゼント買いまくってお祝いする人たちと、しょうがないから慣行で行う人たちが半々ぐらいです。もともと、カトリック色が強い国なのでクリスマスは盛大に行われてきましたが、最近の若者の宗教離れによって、熱が冷めて行ったと言われています。

 

それでも、クリスマスショッピングは毎年9月頃から行われ、その消費力はアイルランドの消費経済を支えているとも言えます。日本ではお祝いというよりも、雰囲気を楽しむという方が合っているように思います。アイルランドに嫁いだ私にとっては、スーパーから物や食品の在庫がなくなるアイルランドのクリスマス現象には目からうろこでした!

 

そんな風潮にはお構いなしに、今回は少し日本の文化を取り入れたクリスマスプレゼントを作ってみました。大変だったけど、子供の頃のことを思い出したりして、とても楽しかったです。いつでも、子供目線で夢のある大人でありたいです。そのためには、現実社会である程度成功しなくては。。。

 

そんなリアルな事を考えつつ、何事も楽しむことが大切だなと再度実感しました。段取りをもう少し良くすれば、もっとストレスフリーで楽しめたと思うので、来年ももし作ることがあれば、参考にしたいと思います。

 

今回も長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださいましてありがとうございました★

初めて体験した4日間の隔離病棟 【甲状腺癌と術後のアイソトープ治療①】

 

こんにちは★Maroonです。甲状腺癌はガンの中でも進行が遅く、完治できるガンとして有名ですが、意外と術後の治療が大変です。前回の記事では、簡単にアイソトープ治療がどのようなものであるかを紹介しました。今回は、生まれて初めて体験した隔離病棟での生活と、アイソトープ治療について、もう少し詳しく体験談もまじえて紹介したいと思います。

 

f:id:kosodate-blog-ireland-mama:20171122075815j:plain

 

目次

 

生まれて始めての隔離生活

最初はたったの4日間だし、隔離生活ってどんなものか興味津々でした。新しい体験をすることが大好きなので、それほど恐れてはいませんでした。しかし、フタを開けてみると、私の思いとは関係なく、暗闇は少しずつ私の精神に忍び寄ってきたのです。その暗闇とは、一体何か?日にちをおっていくごとに、それが明らかになってゆきます。

 

隔離病棟での入院生活が始まる前の気分を言葉で例えるなら、とても危険な崖の上にいるのに、周りからのサポートなどのおかげでそれがどれだけ危険なものかが本人だけが分かっていない状態、という感じでしょうか。論理的に考えると、肉体的にはそれほど危険な感じはしないのですが、精神的な危険度は計り知れないものがありました。

 

アイソトープ治療とは? 

別名、放射線ヨウ素療法と言われているこの治療方法は、放射性物質であるI-131というヨウ素を使用する療法のことで、手術で取りきれなかった微量の癌細胞をやっつけるのに、効果的な治療法です。私の場合は、癌細胞は体内には残っていないとのことなのですが、甲状腺細胞が少しでも残っていると、そこから癌の再発が起きないとも限らないので、念のために行うことになりました。

 

甲状腺癌の患者以外にも、パセド病患者など甲状腺の病気を持っている患者がこの治療を行います。橋本病患者にも有効なのかどうかは分かりません。

 

実際に効果はあるの?

この療法をやるかやらないかは、その人の症状にもよりますが、早期の甲状腺癌(乳頭癌)の場合はほとんどの患者がこの治療を受けています。そして、早期発見の甲状腺癌の5年後の生存率は100%なので、効果があるといっても過言ではないと思います。私は医療関係者ではないので、絶対にある!とは言い切れませんが、それなりの効果があることは事実です。

 

また、医療関係者の情報によると、この治療によって逆に癌を発症する人もいるそうです。(放射性物質を身体に取り込むので、健康な細胞も多少ダメージは受ける、などが理由だそうです。)しかし、この確率は、治療をやめて癌が再発してしまう可能性よりはるかに少ないとのことなので、少し怖いという気持ちはありましたが、治療の方を私は選択しました。

 

アイソトープ治療のメリット、デメリット

上記にもかきましたが、この治療にはメリットとデメリットがあります。その両方を理解したうえで、受けるか受けないかの決断をしたほうが良いかと思います。

メリット

  • 手術で取りきれないほどの、小さなガン細胞まできれいに取り除ける
  • 痛みは全くともなわない
  • 他の放射線治療とは違い、皮膚にダメージを与えない
  • 体のほかの部位に、ガン細胞があるかどうかを確認することが可能

デメリット

  • 治療の1ヶ月前から、ホルモン剤の服用をストップする必要がある
  • 甲状腺の機能を補うホルモン剤の服用をやめることによって、新陳代謝の低下、抜け毛、体がだるい、うつ症状、心臓機能の低下など、いろいろな部位に支障をきたす。(TSH注射は高額ですが、これを打つことによって、アイソトープ治療の直前までホルモン剤の服用を続けることが可能です!
  • 体のほかの部位でがんを発症させることがある(詳しくは上記参照)
  • 1度で終わらないこともあり、その場合は、6ヵ月後にまた同じ治療を受けなくてはならない
  • 2週間前から食事制限をしなくてはならない。(昆布や卵、乳製品などヨードが多い食べ物を少なめにする)

こうしてみると、メリットよりデメリットの方が多いように見えますが、長い目でみると受けることにメリットがあるように思えたので、私はアイソトープ治療を受けることにしました。患者によって状況も体調も違うので、専門家や家族と相談しながら、決めるのが一番だと思います。

 

詳しく、知りたい方はこちらをご参照ください。

 

以下は『Irish Cancer Society』というアイルランドの医療サポート団体からもらったパンフレットに記載されている、アイソトープ治療の概要を訳したものです。日本のアイソトープ治療とは基本的には同じだと思いますが、細かい部分では違いがあるかもしれません。

 

you might receive radioactive iodine therapy after your thyroid surgery. This is also known as radioiodine therapy or thyroid remnant ablation. Your doctor will let you know if you need it or not, based on international guidelines. It usually depends on the size of the cancer that was removed and the risk of it coming back.

 

甲状腺癌の摘出手術を受けた患者は、手術後に放射性ヨード療法(アイソトープ治療)を受けることがあります。これは、甲状腺レムナントアブレーションとしても知られています。医師は、必要に応じて、国際的なガイドラインに基づいて、患者に通知します。通常は、取り除かれた癌の大きさと、癌が再発するリスクによって、どんな治療を行うかが決まります。

 

This therapy can destroy tiny amounts of normal thyroid tissue or cancer cells, if any, left behind after surgery. It is usually given after surgery for papilary or follicular thyroid cancer. You may have to wait specialist centre for this treatment. Remember not all patients need radioactive iodine therapy.

 

この療法によって、手術後も残ってしまった微量の正常な甲状腺組織や、癌細胞、腫瘍を破壊できます。この治療は通常、乳頭癌や濾胞性甲状腺手術後に与えられます。治療を受ける患者は、この治療のための専門医センターの待ち患者リストに入らなくてはなりません。全ての患者が放射性ヨウ素療法を受ける必要があるわけでない、ということを忘れないでください。

 

Special care must be taken with this treatment. You will be admitted to a specialist centre to receive it. Before treatment you will be brought to a private room with an ensuite where you will stay for a few days. Usually this is a side room away from the main ward. All your meals will be brought to this room. You will be asked not to leave the room once you have been given the treatment and to stay there until you go home.

 

この治療には特別な注意が必要です。あなたはそれを受け取るために専門のセンターに入院します。 治療の前に、あなたは数日間滞在する寝室付きのプライベートルームに連れて行かれます。通常、これはメインの病棟から離れたサイドルームです。すべての食事はこの部屋に持ち込まれます。 あなたが治療を受けた後、あなたが家に帰るまでその部屋に隔離され、部屋を離れないように求められます。

 

The treatment uses radioactive iodine called iodine-131 but it does not hurt. It is usually given as a small capsule to take with a glass of water. The radioiodine goes into your bloodstream and travels to thyroid cells in your body. The thyroid cells absorb the radioiodine and it kills them. No harm comes to other cells in your body as they do not absorb the radioiodine. This treatment can be repeated if thyroid cells are still present. 

 

治療はヨウ素131と呼ばれる放射性ヨウ素を使用していますが、痛いことはありません。それは通常、水と一緒に服用するため、小さなカプセルとして与えられます。放射性ヨウ素は血流に入り、体内の甲状腺細胞に移動します。甲状腺細胞は放射性ヨウ素を吸収し、吸収された放射性ヨウ素はすべての甲状腺細胞を破壊します。身体の他の細胞は放射性ヨードを吸収しないので、害はありません。甲状腺細胞がまだ存在する場合、この治療を繰り返す必要があります。

 

少し、長くなってしまったので、続きは、また明後日に書きたいと思います。

今日もこのブログを最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!

 

 

 

ブログを再開しました!

 

f:id:kosodate-blog-ireland-mama:20170921074020j:plain

こんにちは★Maroonです。秋もだいぶ深まってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?今日はブログ再開のお知らせをしたいと思います。

 

治療前に行った精密検査の結果によると、幸いガン細胞は未発見で、甲状腺の残りがあるだけとなりました。それを除去するために今回アイソトープ治療を受けることとなりました。

 

私は4日間の放射線ヨウ素治療(アイソトープ治療)を終え、その後3週間続いた自宅での軟禁生活もあと少しで終わります!体に残ったヨウ素もかなり少なくなってきており、体の調子もだいぶ良くなりました。

いまだに娘とは接触できていませんが、最近夫の両親の家から帰ってきたので、声が聞けるだけでも嬉しいです。私は自室にこもって生活していますが、それでも微量のヨウ素が部屋の外へ漏れてしまうこともあって、大事をとって娘には夫のご両親と2週間生活してもらいました。

 

日本では分かりませんが、こちらでは放射線ヨウ素治療を受けた患者は、最低3週間は子供や妊婦と2メートル以上の間隔を常に保つ必要があります。子供の甲状腺は少しでも被爆すると、後に甲状腺癌を発症する原因になるからです。大人と会話をする時は、退院してから最低2週間は約1メートルの間隔を空けて、1日に1時間だけとなります。

 

アイソトープ治療については、また詳しく書きたいと思いますが、私が隔離病室から退院してよいと許可を得た日の朝の放射線量は毎時9マイクロシーベルトでした。私の実家がある場所は福島県の中でも線量の低い方なのですが、2012年の春頃に帰郷した際に、ある国の国防省でも使われているというガイガカウンターで測定した時には、毎時0.2マイクロシーベルトでした。(市町村発表の数値とほとんど同じ。)

 

こうしてみると、毎時9マイクロシーベルトがどれだけ高い数値かが分かっていただけるかと思います。福島の線量をアイルランドの病院のメディカル・フィジシストとドクターに伝えると、その低さに非常に驚いていました。ただ、福島やその周辺地域での被爆は空間線量以外にもたくさんあるので、実際にはもっと被爆していることになります。

 

ヨーロッパでの基準では、大人は一日に約9マイクロシーベルト程度なら被爆して良いことになっているそうです。(正確には医療関係者がそれぐらいで、一般人はその3分の2程度)ヨーロッパの基準はおそらくはWHOの基準に則っているはずなので、日本の基準はそれより高いことになります。

 

日本の癌患者数が世界的に見ても多い理由については、「日本人は魚介類と漬物をたくさん食べるからだ」とドクターは言ってました。日本だけではなくて、世界中で漬物に含まれる添加物や魚介類に発ガン性があるとの調査報告が出ているそうです。これは短期間食べたからと言って発癌するわけではなく、長期間食べ続けた場合だそうです。

 

ちなみに、お塩だけで漬物を作る場合は、添加物が含まれてはいないのでオッケーだそうです。とはいえ、私はほんだし、こんぶだしの大ファンなので完全に絶つことはできなさそうです。量を少なめにしつつ、代わりのお出汁を模索しようと思います。また、週に1回程度なら魚介類を食べても良いとのことです。

 

ブログ再開のお知らせだけにしようと思っていたのに、またついつい話が長くなってしまいました。また、何か役に立ちそうな情報を思い出したら、載せたいと思います。

 

今日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました★

 

 

 

 

アイルランドを直撃したハリケーン「オフィーリア」被害と安否報告

こんにちは★Maroonです。

ブログ休止すると言っておきながら、また記事を書いています。

今日は先ほどコークの病院から帰ってきて、くたくたなのでとりあえず、被害報告と私無事ですよー的なご報告だけしたいと思います。

 

まずは停電ですが、先日のお昼頃から今朝の11時頃まで続きました。約24時間停電していたことになります。これは、私がアイルランドで経験した停電では最長レベルです。その間の情報元は、スマホのみで、しかもMobile Dataが使えたのは15時の数分、18時に数分、20時半頃に数分でした。どうも制限がされていたような感じがします。家はオール電化なので、夜中と朝方はまったく暖房がない状態で過ごしました。でも、結構暖かかったです。

 

ご近所さんの中には、自家発電機を使って発電している人もいました!さすがだと思いました。私たちも万が一に備えて、何か対策を練らなくてはと思っています。今朝まだ停電中の自宅を出て、8時のバスに乗ってコーク市まで行きました。同じコーク県でもコーク市はハリケーン「オフィーリア」が最初に直撃した場所。

 

何も情報がないので、バスが動いているかどうかも分からないし、病院が外来を受け付けているかも分からない状態でしたが、病院は自家発電や予備電気があるので、開いているに違いないと予想して、バスはダメもとでとにかくバス亭まで迎いました。

 

こういう時は、経験上行動ありきです。案の定、バスは大幅に遅れてはいましたが、一応動いていて、ギリギリ予約の時間に間に合うことができました。病院に向かう途中で、コークの被害状況を見ました。思ったより、被害が少なかったのには驚きました。私の住んでいるヨールはレンガが一つ道端に落ちていたり、木製の柵が壊れていたぐらいでしたが、コークはもっとひどかったようです。

 

https://www.instagram.com/p/BaXCnk3lYxQ/

Instagram@maroon_Ireland

 

「English Market」付近のポストオフィスの前の信号機が斜めになっています。コーク市内には、このような光景がいくつかありました。日本の台風でも、ここまでひどいのは遭遇したことがありません。

 

https://www.instagram.com/p/BaXCd1jlr7a/

Instagram@maroon_Ireland

 

細めの木がなぎ倒されて池にそのまま浮いていました。いつもは白鳥らしき美しい鳥たちでにぎわっている公園です。

 

https://www.instagram.com/p/BaXCRUmlyh6/

Instagram@maroon_Ireland

 

この写真の木は細めですが、これの2倍ぐらいある太さの木が、根元から折れていたのを、数ヶ所で目撃しました! この辺りは、コーク空港から数分の場所。周りに大きな建物が少ないせいか、相当な爆風だったようですね。

 

https://www.instagram.com/p/BaXCIRmlyKy/

Instagram@maroon_Ireland

ヨールに帰ってきて、ほっとした光景。昨日の荒波は一体どこに消えたのかと思うほど、今日はとても穏やかな海。

 

https://www.instagram.com/p/BaXCCRfFIXW/

Instagram@maroon_Ireland

いつもの灯台もちゃんとあります。丘の上では、何事もなかったかのように牛たちが放牧されて、のんびりとした夕方のひと時を過ごしていました。

 

私は、明日も8時のバスでコーク市まで行って検査をしなくてはなりません。検査は金曜日まで続き、来週の月曜から入院という予定になりました。なので、無事にそれほど予定が狂うこともなく治療を受けることができそうです!

 

明日の検査では、結構多めにヨウ素を飲まされるので、今日で娘とハグしたりするのは最後です。ブログも今日で最後です。ちょっと寂しいですが、また元気になればすぐに再開できるので、どうかのんびりと待っていてくださいね。

 

コメントくださった方、ありがとうございました。退院後にしっかりとお返事します。

 

今日も、最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

今暴風域に入っているコークから、アイルランドを通過中のハリケーンについて

こんにちは、maroonです。
あともう少しでこの記事をアップできたのに、たった今停電になってしまいました。なのでスマホで書き直し中です。

私が住んでいるコーク県は今お昼時の12:40現在150km/hを超える暴風雨にみまわれています。日本の木造建築で台風を過ごしてきて、台風には慣れている私でも、恐怖レベルが高い今回のハリケーンです。

具体的にどんな感じかと言うと、普段の嵐程度では揺れた事がなかったコンクリートの家が結構揺れています。このカテゴリー2のハリケーンでは窓ガラスが割れたり、人の頭ほどの大きさの石が飛んでくることもあるくるらいの威力だそうなので、窓には近寄らないようにしています。

今朝から停電に備えて、ポテトサラダ、ご飯、パスタなどの作り置きをしました。スマホや充電電池、懐中電灯の準備もしておいて正解でした。


昨日の夜の段階で、アイルランド全土の全ての学校が閉鎖され、病院の外来の予約は全てキャンセルされました。もちろん、私の検査も明日に延期されました。公共バスも全線運行をストップしています。

先ほどタクシーが通ったのを見かけました。一時間前は歩いていた人もいたくらいなのに、今は危険で外に出る事もできません。まだ、暴風域に入っていない地域にお住いの方へ。このハリケーンは暴風域に入ると急に様子が変わります。くれぐれも外出は避けて最新の情報を得て下さいね。今後アイルランド全土が暴風域に入る予報です。

アイルランドで最新の情報が得られるのは、Met Eirrean のみです。首相が緊急対策委員会を開いて対応中、軍隊も出動準備をしているとのことですが、後手にまわる可能性が高いです。最新情報は@MetEirreanからツイッターで得ることができます。また、その他にも#Opheliaのハッシュタグで情報を得ることができます。

また電気が回復したら、アップしたいと思います。

ブログ一時休止のお知らせと、ハリケーンが明日アイルランドを直撃する可能性について

ブログ休止のお知らせ

f:id:kosodate-blog-ireland-mama:20170612001722j:plain



トランプ大統領就任のおかげで、アメリカからアイルランドに物を輸入する場合はかなりの課税がされるようになって数ヶ月。私たち一家はかなりそのあおりを受けました。そして今度はライアンエアーの騒動があり、外国人の友人も含め多くのアイルランド人が影響を受けました。私たちの生活にも間接的に不都合がたくさん生じました。

 

私は今年6月に甲状腺癌の手術を受け、運よく早期発見で全摘出手術は成功したのですが、その後の治療が残っています。明日、月曜日からコーク市内の病院で入院前検査を受け、その後5日間入院となります。放射線ヨード療法というもので、かなり大量の放射線を体内に取り込まなくてはなりません。

 

入院中はもちろんのこと入院後も、数週間は体から発せられる放射線値が高いので、家族からは隔離されなくてはなりません。PCにもダメージがあるということと、身体的にもかなりダメージがあるらしいので、いつからブログを再開できるかは分かりませんが、なるべく早く再開したいと思っています。

 

お薬を飲むことができなかった「不安」な日々

この1ヶ月間は本当に「不安」な毎日でした。というのも、私は甲状腺がないので、その代わりにホルモン剤(チラージン100mg)を毎日飲むことによって、甲状腺の機能を補っているのですが、この1ヶ月間は放射線ヨード療法に支障がでるからという理由で、ホルモン剤をストップしなくてはなりませんでした。

 

このお薬を飲むのを止めると、数ヶ月で死に至る人もいると言われているくらい、私にとっては「生命線」のホルモン剤。これを1ヶ月やめるということが、どれだけ健康に支障をきたすかは、あまりネット上でも情報が少なく不安な毎日が続きました。ただ、論理的に考えてかなり危険な行為なのであれば、お医者さんがそのように指示するわけがないと思い、なるべくそこから気をそらすようにしました。実際に私に起こったことは、

・ホルモン値が限りなくゼロに近いぐらい、少なくなった

・思考がかなりゆっくりになった

・物忘れが激しくなった

・一日に数回、気分が落ち込む

・だるい

・身体に力が入らない

・顔がむくむ

・体重が増えた(おそらく2,3kg)

などの症状でした。これらは、ホルモン剤を飲むのをやめてから2週間ほどで、顕著になりました。

 

ただ、今までずっとほぼ毎日30分エクササイズを続けたことと、新陳代謝をあげるために水分を普段より多く取ったこと、生たまねぎを朝食のサラダに取り入れたことなどが、明らかに身体のだるさを軽減することに効果がありました。また、心配していた肌荒れなども起きませんでした。

 

ブログを書くことや、Webライターの仕事が心の支えに

最近、ご縁があって、1ヶ月半ほど前からWebライターのお仕事をはじめ、一つのクライアントさんのもとで研修を行いました。研修中は4記事書き、合計で1万4千文字以上書きました。それらの記事もちゃんと、クライアントさんのサイトに公開され、先週無事研修を終えることができました。

 

Webライターのお仕事は、私の生活に「締め切り」という一定の規律を与えてくれただけではなく、今まで知らなかった「新しい世界」への扉を開いてくれました。

 

お仕事の合間に、ブログの更新と、修正、ブログのデザインのリニューアルを行いました。本当に楽しかったです。はてなスターを下さった方や、ブログ村ブログランキングから私の記事を読んでくださった方、読者登録、FBのシェアやコメント、いいね!フォローしてくださった方、ツイッターのリツィート、はてなブックマーク、それら全てが私の心の支えとなりました。ありがとうございました!

 

と、ここまで書いて重要なことに気が付きました。もしかしたら、治療が受けれないかもしれない。。。

 

ハリケーンの動向と今後の影響

明日の早朝のバスでコークへ行く予定だったのですが、どうやら軍隊も出動準備をしているくらい、凄い威力のハリケーンアイルランド全土を直撃するそうです。(カテゴリー2)直撃しないことを願っているのですが、先ほど夜9時のニュースではアイルランドの学校は明日全部閉校になるようです。また、強風に関しては最大級のレッド・ワーニングが出ています。

 

しかも、コークはまず一番最初に打撃を受けるレッドゾーンに入ってしまっています(涙)というわけで、もし明日検査を受けれなければ、治療の予定が振り出しに戻る可能性もあり、また数ヵ月後に1ヶ月間のお薬ストップからやり直し?の可能性も出てきたのです。

 

もう、こればかりは私の力ではどうにもならないので、まさに冒頭で述べましたトランプ大統領と、ライアンエアー級のカウンターパンチをくらうような物です。「もういい加減にしなさいよ!」と叫びたいです。もしその時は、このブログは一時休止せず、続行いたしますので、あしからず。更新がずっとなければ、無事治療を受けていると思ってください。

 

今日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

中世から続く「かやぶき屋根」のパブ「The Old Thatch」の魅力と、その知られざる歴史!

こんにちは★Maroonです。

今日はアイルランドでも最も古いパブのひとつ「The Old Thatch」の魅力と、その知られざる歴史について紹介したいと思います。このパプはなんと中世にまでその起源を遡ることができるんです!ちなみにこのパブはレストランとしても営業しており、私が良くひとりでお茶を飲むために使用している「隠れ家的なカフェレストラン」でもあります★

 

https://www.instagram.com/p/BZ9o2fEFLwn/

Instagram@maroon_Ireland

目次

The Old Thatchとは何?

https://www.instagram.com/p/BaQxVMolWAt/

Instagram@maroon_Ireland

 

そのまま直訳すると「古い茅葺」(かやぶき)となります。アイルランド南部では、この「かやぶき屋根」の家を見ることはほとんどありませんが、西部に住んでいたころはたまに見かけました。日本の「かやぶき屋根」もそうですが、メインテナンスコストがかかりすぎるのが、少なくなってきている理由と言われています。

 

https://www.instagram.com/p/BaQxzDolS11/

Instagram@maroon_Ireland

 

そんな貴重な「かやぶき屋根」のパブ・レストランです。天然素材を使用した丸みのある屋根は、見ているだけで、なんだか癒されます。突き出ている煙突は今は薪ストーブの煙を出すために使われています。この写真は中庭の方向から撮ったもの。

 

 

https://www.instagram.com/p/BaQx-fgF3yd/

Instagram@maroon_Ireland

 

こちらがレストランの入り口です。裏玄関にあたります。通りに面している表玄関はパプ専用の入り口なので、レストランに入るためには、こちらを使用する必要があります。最近換えたばかりの「かやぶき屋根」の一部分が周りとは違い色になっているのが分かります。最初はすべてこの明るいイエローカーのような色だったんですね。

 

 

https://www.instagram.com/p/BZ8RVgQl3te/

Instagram@maroon_Ireland

 

室内から見た茅葺屋根の様子。日本の「かやぶき屋根」の家屋と違って「囲炉裏」がないので、どうやって防虫やカビ除けをしているのかは不明ですが、良くお手入れが行き届いています。日本の場合は「囲炉裏」の煙を蔓延させて、防虫しているそうです。

 

 

The Old Thatchの知られざる歴史

 

f:id:kosodate-blog-ireland-mama:20171009015831j:plain

The Old Thatch must be one of the oldest licensed premises in Ireland. At Castlemartyr Quarter sessions in 1867 the then owner of the premises, John Conway applied for a renewal of his licence. It was refused on the grounds that the premises were being used to harbour. He stated in his submission that his house had been licences for over two hundred years without complaint. Nevertheless, the presiding magistrate withheld the licence. The present owners the Sweeney family can trace ownership as far back as the mid 1700′s.(この英文は上の写真のお店からいただいたチラシから文字を起こしたものです。)

 

以下は私がGoogle翻訳を元に作成した訳文です。

The Old Thatchアイルランドで最も古い免許のある建物の一つでなければなりません。 1867年のCastlemartyr Quarter会議では、当時のオーナーであるJohn Conwayがライセンスの更新を申請しました。 その申請は、オーナーがこの建物にフェニアン(フェニアン蜂起の反逆者)を匿うために使用されていたという理由で拒否されました。 彼は提出書に、彼の家は「苦情なしで200年以上ライセンスを持っていた」と述べました。 それにもかかわらず、裁判長は免許証の更新を控えていた。 現在の所有者であるSweeneyファミリーは、1700年代半ばほどに所有権を遡ることができます。

 

f:id:kosodate-blog-ireland-mama:20171009015838j:plain

 

日本人の私は「このパブがフェニアンを匿っていた家」だと聞いても、何のことかピンと来ないのですが、アイルランド人なら、「フェニアン」という言葉を聞いた時にそれが何のことを指しているか、一発で分かるそうです。それくらい誇り高きアイルランド独立の「英雄たち」として、人々のこころに刻み込まれているからではないでしょうか。

 

ちなみに、日本で蜂起を起こしたら大抵は「反逆者」扱いでおしまいですね。「平将門」「藤原純友」「明智光秀」「天草四郎」いずれの方々もカリスマ的な支持を人々から得ていたにも関わらず、教科書に「英雄」として載ることはありませんでした。彼らの蜂起も「アイルランドの独立」のように成功していれば、「英雄」として扱われていたかもしれませんね。

 

そういった意味においてアイルランドは「反逆者」を「英霊」として祀る世界でも珍しい国です。下の記事を読んでいただくと、それがどういうことかお分かりいただけるかと思います。

 

www.independent.ie

 

The Old Thatchの魅力「ぬくもりを感じさせるインテリア」

https://www.instagram.com/p/BZ9HwhdlEfe/

Instagram@maroon_Ireland

 

10月に入ってから久しぶりに行ったら、薪ストーブに火が灯っていました。とても寒い朝だったので、嬉しかったです。ストーヴの周りの石も温められて、そこからぬくもりが伝わってきます。

 

 

https://www.instagram.com/p/BZ9IqW7Fzh_/

Instagram@maroon_Ireland

 

実際に使われているかどうかは分かりませんが、中央がハートマークになっている可愛いストーヴフォーク。手作り感が漂います。こんなストーヴフォークは今まで見たことがありません。もしかしたら、アンティーク物かもしれませんね。間接照明も年代を感じさせるデザインです。こんな空間で書き物をしていたら、良い作品が書けそうです。

 

https://www.instagram.com/p/BZ8QAR1F2hK/

Instagram@maroon_Ireland

 

割と結構揃っているワインたち。壁のデコレーションが可愛いです。ここでお会計をすませるのですが、いつもマネージャーさんがすぐに飛んできてくれます。左手奥はお手洗いになっています。パブとは別々のトイレになっており、いつもキレイに掃除されています。全てが木のぬくもりを感じさせる心地よい空間です!

 

The Old Thatchの魅力「モダンアートとアンティーク」

https://www.instagram.com/p/BZ81jHyFLZ-/

Instagram@maroon_Ireland

 

こんなアンティークな空間に混じって、モダンなワイヤーアートを発見。漆喰っぽい白い壁に良く似合っています。

 

 

https://www.instagram.com/p/BZ9PbdKlRTo/

Instagram@maroon_Ireland

 

こちらは「Spinning Jenny」と呼ばれている糸を紡ぐ機械。かなりの年代物のようです。これが中央に配しているだけで、全体の空間がまるで博物館になったかのような感じがします。まさに「燻し銀の存在感」をかもし出しています。

 

 

The Old Thatchの魅力「雲の動きによって表情を変える静謐な空間」

https://www.instagram.com/p/BZ8StIJFx1l/

 Instagram@maroon_Ireland

 

アイルランドは「雲の流れ」が速いことで有名です。そのため空の表情や窓から差し込む遮光の様子も変わりやすいのです。この建物は窓が多いので、光がくるくると回ります。これは私が以前築200年ほどの「お化け屋敷」に住んでいた時に学んだことなのですが、アイルランドの昔の建物はやたらと窓が多いようです。

 

 

https://www.instagram.com/p/BZ8SJLQlcir/

Instagram@maroon_Ireland

 

光の方向性がが間逆になっているのが分かります。こんな静謐な空間で、読書を楽しんだり書き物をしたりするのも良いですね。秋冬の朝はあまり混んでいないので、好きなことをするのにはもってこいです。

 

 

The Old Thatchの魅力「庭のテーブル席と清らかな小川」

 

https://www.instagram.com/p/BZ9tr-DFs4p/

Instagram@maroon_Ireland

 

天気の良い夏の日は、外のガーデンで食事やお茶を楽しむことができます。この写真は夏に行った時に撮影したものです。川や森のすぐお隣なので、空気もおいしく、心身ともに「浄化」される感じがします。

 

 

https://www.instagram.com/p/BaQyaDvFJPh/

Instagram@maroon_Ireland

 

行くたびに毎回見入ってしまう清らかな川。濁っていることはあまりなく、いつも透明です。この川は今週、別な記事で紹介した「Glenbower Wood」という森が源流になっています。人工林が多いアイルランドですが、この辺りは「天然の森の生気」を感じさせます。

 

blog-ireland.hatenablog.com

 

https://www.instagram.com/p/BaQyk6fFt-v/

Instagram@maroon_Ireland

 

Glenbower Wood」は地図で見る以上に深い森で、川を登ってゆくとさらに、奥にいくつか森が点在しています。慣れていない旅行者はあまり奥深くまで入らないことをオススメします。

 

 

The Old Thatchのおすすめのメニュー

 

https://www.instagram.com/p/BZ9o2fEFLwn/

Instagram@maroon_Ireland

 

こちらは、お店の自慢の手作りスコーンにホイップ・クリームが添えられたもの。たまに同じ料金で2個でてくることもあります。そのあたりのアバウトさがアイリッシュっぽくて私は好きです。干しぶどうの味とホイップ・クリームの味が品よく混じりあいます。だいぶ前に注文したので忘れてしまいましたが、大体2.5ユーロぐらいだったと記憶しています。

 

この巨大なスコーンは上から半分に切って食べるんだそうです。ブラックカラントのジャムも添えられています。ブラックカラントはアイルランドではその辺の道端でも見つけることができるくらい、よく見かける植物の実です。ブルーベリーを少し香り高くしたような不思議な味がします。私の旦那さんも秋にはこれで良くジャムを作っていました。

 

 

https://www.instagram.com/p/BZ9QuDkl4wH/

Instagram@maroon_Ireland

 

朝食メニューもいくつかあって、その中から選べます。私が注文したのは、ミニ・アイリッシュ・ブレックファースト(6.5ユーロぐらい)。こんなにたくさんあって、トーストも付いているのに、ミニサイズだそうです。普段から「体が小さいわりには結構食べるね」と旦那さんから良く言われる私でも、ちょうど良い量でした。

 

目玉焼きはポーチドエッグのような柔らかい食感で、中は半熟。生卵を食べる習慣がなく卵でお腹を壊しやすいアイルランドで半熟卵をお客に出せるのは、新鮮な卵を使用している証拠です。ハーブの味がさわやかに効いている白ソーセージと白プディングは、塩分控えめでとてもまろやかな味です。ブラックプディングも表面はカリッとしていますが、中は柔らかく、もちもち感とプチプチ感がとても美味しいと思いました!

 

 

 

 お店の情報・アクセス

The Old Thatch Pub & Restaurant 
Address: Main St, Killeagh Gardens, Killeagh, Co. Cork
時間:10時~21時
 
コーク方面から、車で40分。40または260の「ウォーターフォード行き」のバスに乗り、Killeaghで下車、徒歩3分。
ヨール/ウォーターフォード方面から車で10分。40または260の「コーク行き」のバスに乗り、Killeaghで下車、徒歩3分。
 
 

 

おわりに

今回は中世の時代から、歴史と人々を見つめつづけてきたアンティークなパプレストランを紹介しました。お気に入りの場所なので、思わず5000文字も書いてしまいました。長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださいましてありがとうございました。

 

このレストランの川を挟んでお隣は、以前別な記事でも紹介した、「ちょっと風変わりな」面白いアートギャラリー(Greywood Arts)になっています。コンセプチュアル・アートに興味のある方はぜひオススメです。↓

 

blog-ireland.hatenablog.com