Travel-Happy-Ireland

ガイドブックには載っていないアイルランドの情報&子育てなど

U2のBonoと1つの部屋で2人きりに。。。

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今日は私のお馬鹿な体験話をします。

もう、10年以上も前の話です。

 

その頃、私はまだニューヨークで学生をしていて、ある有名な現代美術館

インターンをしていました。主な仕事は、美術館の庭園で毎週末行われる

ミュージック・野外イベントのお手伝いです。

 

受付で、IDをチェックしたり(お酒が飲めるライブだったので)、

リスト・バンドを作ったり(1枚のシートに数十個のリストバンドが

連なっているのを、シート・カッターで一枚一枚、切ってゆく作業)、

フライヤーを配ったり。今思うと結構楽しかったです。

 

この美術館で働くのはインターンと言えども至難の業です。

毎年、アメリカ中、世界中から多くの応募があります。

私は、運よく友人がそこで働いており、紹介してもらうことができました。

 

友人の紹介があったにも関わらず、お馬鹿な私は事務局にメールしただけで、

応募するのを忘れており、結局他の部署が全部埋まってしまった後に、

締め切りギリギリに応募しました。

 

もうだめか。。。

と半分諦めていた時に、私のボスが拾ってくれたのです!

 

 各部署に1人づつインターンがいて、ボスをアシスタントをするのですが、

私のボスは美術館全体の庶務を取りまとめて行っている人でした。

仕事が広範囲に渡るため、とても忙しい人でした。

 

なので、何かボスが気づかないことがあったら、私が気を効かせて、

先読みして動かなくてはなりません。

 

それに、拾ってもらった恩があったので、どんな仕事でも、どんなに単純な

作業でも、無我夢中でがんばりました

 

ライブ・イベントには大体1日に2~3千人の若者が世界中からやってくる

のですが、時にはそれを上回ることもあり、用意していたリスト・バンドが

足りなくなることも、しばしば。(このイベントは予約は一切なしの、当日

チケットのみ。)

 

そういう時は、足りなくなりそうなのを察知して早めに作らなければ

なりませんでした。

 

その日のゲストはまだブレイクしたばかりの「シザー・シスターズ」

Scissor Sisters)でした。

 

予想を上回るお客さんの数で、案の定事務所へ戻って、一人で手早く

リスト・バンドを作ることになったのです。

 

1度目に戻ったときは、事務所でBBCラジオによるシザー・シスターズ

のインタビューが行われていました。

 

20畳ぐらいの室内にはインタビュアーと思われる女性と、男性が

一人いました。

 

普段は美術館で、待合室のようなものがないので、私のボスが使っている

事務所でインタビューするしかなかったのだな、と察知しました。

 

シザー・シスターズのボーカルの顔を良く見たことがなく、声しか聞いたこと

のない私は、てっきり男性がボーカルだと思っていたのです。(聴いたこと

ある人は分かると思いますが、ボーカルは男性っぽいハスキーボイスです)

 

なので、愚かにも女性の方がBBCのインタビュアーと勘違いした私は、

その女性に向かって、

 

「今からちょっとした作業をしなければならず、シート・カッターの音が

結構うるさいのですが(結構古い物だったので)、録音に支障ないですか?」

と聞いてしまったのです。。。

 

少しの間、二人ともぽかーん、としていたのですが、

二人とも快くOKしてくれました。

 

しかしその数時間後にステージでカッコ良く歌っていたのは、私が

インタヴュアーと勘違いしたその女性だったのです。。。!

 

 

一度、会場へ戻って入場者のIDチェックをしつつ少し経つと、また

リスト・バンドが足りなくなってきました。

 

そこで仕方なく再度、事務所へ戻ることになりました。

 

インタビューはすでに終わっており、ホッとしたのはつかの間、

今度はサングラスをかけた、いかついオジサンが部屋の隅っこの方に

座っていました。

 

頭を「ぺこっ」と下げて会釈すると、向こうもニコッとしてくれ

ました。

 

シザー・シスターズの関係者かな?と思いつつ、急いでいたので

特に気にとめることもなく、作業をしていました。

 

しかし、何か視線を感じます。。。

 

私がてきぱきと仕事をこなしている姿を、なんか面白そうに

見ている感じです。

 

(その頃の私はアフロとまではいかないけど、クセ毛を思う存分に

活用したボンバーヘッドで、それでいて身長が低いので、マッチ棒

みたいで結構目立っていました。)

 

その人は、ちゃんと手を太ももの上に合わせて、背筋を伸ばして

座っています。

 

なんか異様なオーラです。

 

もしかして、業界の大物か?と思いましたが、「あなた誰ですか?」

と聞くわけにも行かないので、(その頃の私は知らない人とでも日常会話

をすることによって、相手が誰かを察知できるほど社交的ではなかった)

 

なんだか礼儀正しい、謙虚な人だなと思いつつ、完全無視して仕事に

集中していました。

 

ここでもまた、私の無知っぷりが発揮されました。

 

あとからボスに、Bonoと一緒に撮った写真を見せられて、

驚愕しました。

 

あのオジサンだったのです!

 

私はU2の曲は聴いたことあっても、ボーカルのBonoの顔を

知らなかったのです。

 

Bonoよりはどちらかというとレニー・クラヴィッツとかそういう

世代なのです。(笑)

 

ボスから

「あれ?みんな一人づつ一緒に写真撮影させてもらってたみたい

だよ。あなたはお願いしなかったの?」

と言われた時は、

 

「は~~~。。。。」

と、ため息しかでませんでした。

 

なぜ、Bonoがそこにいたかというと、シザー・シスターズに一目を

置いていて、自分の目で確認したかったからだそうです。

 

その頃は、将来アイルランドに住むなんて夢にも思っていません

でした。

 

でも、実はBonoが私が生まれて初めて会ったアイルランドなのです!

 

あの時の異様なBonoパワーが私をこの国に向かわせたのでしょうか。。

 

特に、ファンと言う訳ではないのですが。。(スミマセン)

 

まとめ

世の中で流行っている事や人は、一応一般常識として知っておこう。

 

・人のフリみて、我がフリ直せの精神が大切。

(誰でも失敗はします。大切なのは、そこから学んで10歩進むこと)

 

・ 仕事やインターンを応募する際は、ダブル確認ならずトリプル確認

(コネなしだった私の友人はそこでインターンするために、海外から

何回も電話した。何も音沙汰がないときは、積極的に電話しよう。)

 

・好きなバンドやミュージシャンのライブを傍で見たいなら、ライブ・

イベント会場や主催している会社で働こう。目の前(正確には真横)

で聴けるだけじゃなく、ひょっとしたら知り合いになれる。

 

・どんな仕事でも、誇りを持って、無我夢中で本気で取り組もう。

 

これだけは誰にも負けない!と自負できる仕事を見つけよう。

(ちなみに私は、フライヤー配りが上手だったので、フライヤー配り名人

のような目で見られていた。)

 

以上、「私のお馬鹿体験」いかがでしたでしょうか?

何かの参考になれば嬉しいです。

 

今日も、読んでくださいまして、ありがとうございました!